# 航空

中国最大のLCC会長が激白「日本市場に狙いをつける理由」

「日本は間違いなく成長市場です」

自信に満ちた表情で

「政治的な側面で中日の国家間に何が起きようと、豊かになりつつある中国人の日本旅行熱が醒めることはない。春秋グループは今後も年率15%程度の成長を維持していく計画だ」――。

中国最大の旅行会社やLCC(格安航空会社)を傘下に持つ春秋グループの創業者で同グループの理事長(会長に相当)を務める王正華氏と、その次男で、日本法人の会長を務める王イ(火ヘンに韋)氏の2人はそろって4月12日、上海のグループ本社で筆者のインタビューに応じ、日本との関係を軸にした成長戦略に一段と力を入れる方針を明らかにした。

 

王正華氏は、中国共産党が昨年秋、改革開放政策40周年を記念する「傑出した民営企業家100人」を選出した際に、百度(バイドゥ)の李彦宏氏やアリババ集団の馬雲(ジャック・マー)氏らと並んで中国を代表する経営者に選ばれた人物だ。1978年に始まった改革開放政策を受けて、王正華氏はまずグループの中核となる旅行会社「上海春秋国際旅行社」を興し、その圧倒的な集客力をテコに日中両国で航空業にも版図を広げてきた。

米中貿易戦争に伴う中国経済の減速や「世界の工場・中国」からの日本の製造業の撤退が顕著な中にあっても、変わることなく拡大を続ける「巨大消費市場・中国」の個人需要。そこに賭けようとする、中国の航空・観光事業者の成長戦略の実態とその算盤事情を浮き彫りにしてみたい。

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