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同日開催の日米首脳会談と中露首脳会談が決める「世界の命運」

二つの会談はリンクしている

くしくも同時開催される「2つの会談」

少々大げさに言えば、4月26~27両日は激動の年になる2019年の行く末を決定づける重大な首脳会談が開催される。

くしくも同じ日に米国の首都ワシントンDCと中国の首都北京で開かれる日米首脳会談と中露首脳会談のことだ。

ウラジーミル・プーチン露大統領は24日、ロシア極東のウラジオストクで北朝鮮の金正恩国務委員長と初めて会談し、翌日、同地から北京入りする。習近平国家主席の威信が問われる「一帯一路サミット」に出席するためだ。

習近平・プーチン会談では、金委員長が中露両国に求める経済支援(当面は石油・食糧・医薬品)および年内開催が取り沙汰される米朝首脳会談に向けて段階的非核化案への協力について話し合われる。

もちろん、それだけではない。習主席にとって喫緊の課題である米中貿易戦争についての中国の立場をプーチン大統領に理解してもらうこと、そしてプーチン大統領にとっての懸案である中距離核戦力全廃条約(INF)からの米露両国の脱退による軍拡競争再燃への危機感を習主席に共有することなども中露首脳会談のテーマとなる。

 
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