たった5日でベストスコア更新!最強の「ゴルフ上達法」登場

飛距離が伸びる「科学的3要素」とは?
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30分で変わる! 世界標準スイングのマスター法

──ところで、板橋さんのスクールに来られた生徒さんは、どのくらいの期間で「世界標準のスイング」のイメージに切り替えられるのでしょうか。

板橋「それはもう、レッスンが始まって30分もあれば変わっちゃいますよ(笑)。先ほどもたとえに出しましたが、ハンマー投げの意識で振ってもらうことで、それまで『ボールに対して打ち込む』イメージだったのが、『インパクトは通過点にすぎない』という意識にガラッと変わります」

──具体的にはどのようなレッスンをなさっているんですか?

板橋「今回刊行した私の著書『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』でも紹介しましたが、たとえばクラブをネットに向けて放り投げたり(安全には十分に配慮しておこなっています)、太いフォームローラーを振ったりすることで、〈遠心力〉と〈向心力〉のバランスをとることを教えます。

世界標準のスイングでは、遠心力だけだとクラブが身体から離れていくので、向心力を使ってクラブを身体に引きつける動きも必要となってきます。その両者のバランスがとれるようになって初めて、フェースがスクエアに戻ってくる。そこに気づいていただくことで、誰でも一気に上達するのです」

  「右手が下」の感覚を養う「フォームローラー」ドリル。板橋さんの著書『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』では、このようなドリルが多数、紹介されている

──世界標準のスイングに取り組み始めた生徒のみなさんは、まずどんな部分に驚かれますか。

板橋「リストターンをしないことについてはもちろんですが、最初はむしろ“クラブフェースがこんなに開いて入ってもいいの?”と不安がられます(笑)。スイングの切り返しからクラブをダウンしていく過程で、想像以上にフェースを開いてボールを払いにいきますからね。あとは、切り返しにトップをつくらないといった指導についても、みなさん驚かれます。それだけ、“ジャパニーズ・ゴルフ”が頭にこびりついているからでしょう」

「得意球とは真逆の球」を打ちなさい

──そのように日本的なスイングに凝り固まっている人に対しては、具体的にどのようなアドバイスをなさるんですか?

板橋「こだわりというかクセの強いスイングを続けてきた人は、ある程度スイングができ上がっていて、ある意味で一貫性のあるボールを打ち続けることができたりします。つまり、フェードで攻めるのが得意とか、フック一辺倒といった人ですね。

私がコーチする際には、個々人のスイングタイプを見極めて、その方の“持ち球”の真逆の球を打ってもらうようにします。スライサーにはドローボールを、という感じです」

──僕はかなりのフッカーなのですが、確かにスライス系の球を打とうとするときは、腕を使わずに回転を意識しますね。

板橋「逆の球を打ってもらうことで、手っ取り早く身体全体で回転する打ち方を体感してもらうのです。でも、いままでとはまったく真逆のことをやるので、ほとんどの人はかなりびっくりされますね(笑)」