2019.05.01
# ビジネススキル

なぜ新入社員は「ノルマの120%」を目標に設定すべきなのか?

4年続ければ「2倍」成長できる
菅沼 勇基 プロフィール

「人の3倍」働けば業界で勝てる

働く時間については、どう考えればいいでしょうか。

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1日8時間労働の会社なら、昼休憩を除くと7時間。1週間で35時間、1カ月=4週間とすると140時間です。この2人分である280時間の仕事を、140時間ずつ2人でやったときと、1人で280時間やったときでは、成果としては2倍以上の差が出ます。というのは、1人の人間がやることでスキルが鍛えられ、能率が上がっていくからです。

働く時間を増やしたことに対する成果は、単純な倍数ではなく、「√(ルート)」で考えるとよいといわれます。たとえば「人の2倍働く」という場合は、単純に時間を2倍にするのではなく、√をとって1.41倍で、約10時間働けばいいということです。

つまり、10時間働けば、人の2倍働いた効果を発揮できます。「人の3倍」なら1.73倍の約12時間、「人の4倍」なら2倍の14時間、「人の5倍」なら2.24倍の約15時間半になります。

 

私の感覚では、「人の3倍」働けば業界内で勝てる(それなりに仕事ができる)、「人の4倍」で圧勝できる、「人の5倍」で突き抜けた存在になれるというイメージです。

サイバーエージェントの藤田晋社長は、若いころは週に110時間働いていたといいます。つまり24時間×7日=168時間から、睡眠が1日6時間として7日分の42時間を除いた124時間のうち、14時間(1日2時間)を食べたり、入浴したりする時間にあてて、残り110時間を仕事に費やしていたということになります。

週に110時間も働いたということは、月では440時間も働いていることになります。そうすると、先ほどの計算を当てはめれば、月に140時間働いている人でいえば10人分くらい働いている計算になります。すると、他の人の1年間が10年分になります。

だから、3年経てば30年以上働いたのと同じ経験を得ることができたといえます。

そうやって、どんどん仕事を詰め込んでいけば、その分だけ成長が早まるのです。

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