4月9日、角(つの)が落ちたばかりの雄のエゾシカに出会いました。
雄のエゾシカは、繁殖期に自分の強さや生命力をアピールするために、立派な角を生やしていますが、毎年春には落ちてしまい、次の繁殖期までにまた生えてくるということを繰り返します。
角がないと雌かな?と思ってしまいがちですが、雌と雄は体格と色が違うので、見慣れていれば、簡単に見分けることはできます。
この雄鹿は、ついさっき角が落ちたばかりなのでしょう。
角が生えていた根元がジュクジュクしていました。
でも、痛そうな雰囲気はなく、重たい角がなくなってスッキリした表情に見えました。
また繁殖期に生えて来るまでは、他の雄たちとの戦いもしばしの休戦です。