# 教育

イギリスの名門校が「中国人だらけ」になっていた…その凄すぎる現場

世界トップの教育と人脈をわが子へ
岡村 聡 プロフィール

「テスト結果1位」の学校を選好する中国人

残りの2校も、英国のサンデータイムズ誌が毎年発表しているGCSE (16歳の中等教育終了時に受ける統一テスト)とAレベル(大学進学時の統一テスト)の成績を元にしたランキングで、ウィコムアビーが全国4位、ブライトンは全国7位に入っている優秀なボーディングです。

ウィコムアビーの外観(著者撮影)

ウィコムアビーは私たち以外の参加者の全員が中国人で、こちらも皆そろって裕福そうな身なりをしていました。一緒に寮を視察した夫妻になぜこの学校に子供を通わせたいのか聞いてみると、ヒースロー空港からロンドン市内よりも短い時間で移動できるエリアでは、上記の統一テストの結果が一番であることを強調していました。

中国国内でビジネスで財を成して成功したから、子供には世界でもトップクラスのボーディングでネットワークを広げてもらって、グローバルに活躍してほしいと話していて、のほほんとした雰囲気で参加していた私たちは圧倒されてしまいました。もしお子さんがこの学校に通うことになれば、学校の近くに家も買って中国本土と頻繁に行き来したいので、ヒースローの近くの学校が良いと話していました。

 

ブライトンもアジアからの留学生が増えていて、私たちがブライトンを訪れた時は街全体が霧に覆われてとても寒かったのですが、今回訪れた全てのボーディングスクールの中で最も簡素な施設の寮で、厳しい気候の中でも質実剛健に勉学に励んでいる様子が伝わってきました。

ブライトンの外観(著者撮影)

気軽な気持ちで参加した私たち家族は、終始学校サイドと他の参加者たちの熱気にあてられて圧倒されっぱなしでした。