5月 3日 物理学者のS・ワインバーグが生まれる(1933年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

電磁気力と弱い力を統合する電弱統一理論を提唱した物理学者スティーヴン・ワインバーグ(Steven Weinberg、1933- )が、この日、アメリカのニューヨークに生まれました。

ワインバーグが、パキスタンの物理学者アブドゥッサラーム(Abdus Salam、1926-1996)とともに1961年に提唱した弱電統一理論は、「ワインバーグ -サラム理論」とも呼ばれ、自発的対称性の破れによって、2つの力を統一したものです。

また、この理論ではヒッグス粒子の存在を予言するものでした。弱電統一理論は、その後、実験的にも証明され、1979年には、ワインバーグとアブドゥッサラーム、そしてこの理論の発展に寄与した物理学者シェルドン・グラショー(Sheldon Lee Glashow、1932– )の3名がノーベル物理学賞を受賞しています。

【写真】グラショー、アブドゥッサラーム、ワインバーグ
  ノーベル物理学賞を受賞したグラショー、アブドゥッサラーム、ワインバーグ(左から) photo by gettyimages