5月 4日 ガリレイが太陽黒点について書簡を出す(1611年)

科学 今日はこんな日

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この日、論敵シャイナーに宛てた書簡において、ガリレオ・ガリレイ(伊: Galileo Galilei、1564-1642)は太陽黒点についての観測結果をはじめて明らかにしました。

【写真】ガリレオ・ガリレイ
  ガリレオ・ガリレイ photo by gettyimages

ドイツの天文学者、クリストフ・シャイナー(Christoph Scheiner、 1575 or 1573-1650)は、黒点は太陽の手前を通過する惑星であると主張していましたが、ガリレイは望遠鏡を用いた観測から、黒点は太陽の表面にできたものであると結論付けています。

これは、シャイナーが天動説を、ガリレオが地動説を主張していたため、どちらが先に発見したか、という問題とあわせて、両者の確執を示すものでありました。

さらに、黒点がすべて同じ方向へ移動することから、太陽が自転していることも見抜いたのです。ガリレイが地動説への自信を高めた背景には、金星の満ち欠けや木星の衛星の観察、とあわせて、この太陽の自転の発見があったとされています。

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【写真】ガリレオによる太陽黒点のスケッチ
  ガリレオ・ガリレイによる黒点のスケッチ photo by gettyimages