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# 子育て

わが子に「なんでできないの?」と怒鳴る親たち、その決定的な勘違い

子どもに教えるときに本当に大切なこと

子どもが問題を間違えた時、親はどうしたらいい?

家庭学習で自己採点をすることの効果を前回(『わが子が「嘘をつく」「ズルをする」…その心を鍛える3つの方法』)述べさせてもらいました。その時、次のように書いていたところがありましたね。

「間違えた時には、正しい答えを赤ペンで書き込んだりせずチェックだけにしておくこと。これについては、別に大切な意味があるので次回詳しく」

今回はこの話題から続けさせてもらいます。

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答え合わせをしていて、(ああ、ここが間違いだったのか)と気がつき、解答の答えを書き込むというやり直しはよく行われている方法だと思います。書き込むと本人はわかった気になっています。でも残念ながら書き込んだ時点で安心してしまって、その子の意識からは消えてしまうことが多いのです。だからしばらく時間をおいて同じ問題をやってみると、再び同じように間違えてしまいます。

その時はチェックをつけるだけにしておくと、子どもも実は気持ちが悪いのです。あとから間違えたところをもう一度尋ねられると思っていると、余計に気になります。どうしても正解を書き込んでおきたくなります。この気持ちの悪さを持たせることで、しばらく注意力が働きます。もちろん後からもう一度やるのだという意識を持たせていることが前提です。

 

間違えた問題のやり直しは別のノートで行います。自己採点をしたすぐあとなので、正しい式などを覚えているかもしれません。それでもいいのでノートに書かせてみます。そしてたとえば割り算などの式を書いたら、「どうして割り算の式を使ったの?」と尋ねてみましょう。