# 子育て

金持ちは「わが子の教育」にここまでカネを使う…! その驚きの世界

格差はますます広がっていく
花輪 陽子 プロフィール

富裕層がますます有利になる

当然、中途半端な資金量だと金持ちの子供より優位に立つことは非常に難しくなります。多少無理をしてインター校(あるいは私立)に行かせるべきか、公立に入れて浮いたお金で習い事をさせた方がいいのか迷う親も多いと思います。

さまざまな調査で指摘されているとおり、親の収入と子どもの学歴の因果関係ははっきりしており、「富の格差」が「学力の格差」にもつながっています。今後、新興アジアで新たな富裕層がどんどん生み出されて行き、その多くの子息たちが欧米の大学を目指すことになります。そうなると、ますますトップの大学に入ることは難しくなり、大学の金額も天文学的に上がっていくことは必須でしょう。

〔photo〕iStock

子供にはどこかの段階で海外に行って学ばせるのはとてもよい経験になりますが、渡航先によってかかる費用が大きく変わってくるために各家庭が戦略をしっかりと立てないといけないです。成熟をした国よりも、これから成長をする国で学ばせるのも一つの手なのかもしれません。

 

さて、日本など相続税がある国の場合、祖父母が子供達の学費や生活費を支払うなどをして相続財産を少しずつ減らす方法をとっている家庭も多いようです。相続税が高い国では相続が3代続くと財産がなくなるとも言われますが、教育として投資をしておけば知識はなくならないと考える富裕層も多くいるのです。

子どもへの時間のかけ方にも、格差は顕著に表れています。例えば、富裕層家庭ではヘルパーやスタッフがたくさんいるので、母親と父親は家事から離れて全エネルギーを子供と接するために当てることもできたりします。

パパや祖父母も学校行事に毎回参加をしているので羨ましい限りです。共働きで祖父母も遠方だとどちらかが仕事を調整して出席することになります。

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