2019.05.08
# 不動産

持ち家の新常識 「マンションを10年毎に買い替える」が一番得する

気づいた人たちから始めている
沖 有人 プロフィール

住宅ローンがおトクに使える!

②住宅ローン控除の期間が10年で切れる

住宅ローン控除の制度は、住宅ローン年末残高の1%にあたる所得税が還付されるもので、現時点の取得物件については上限40万円となっている。この期間は10年で終了するので、最大400万円の還付になる。

10年後に住み替えたら、またその時点の制度に従い、控除が受けられる。住み続けるより、10年ごとに住みかえて控除を受け続けると、有利になる可能性が高い。

③変動金利や10年固定金利は長期固定金利よりも低い

10年で住み替えることを前提にすると、住宅ローン金利を安くすることができる。期限を10年と決めるので変動金利や10年固定金利のローンを選べばよいからだ。35年の長期固定金利よりも、変動金利や10年固定金利は通常低いから、よりお得に融資が受けられる。

 
④中古マンションを買いたい人は築10年以内を望んでいる

10年で住みかえれば、売却時も有利になる。不動産の売買で最も大事なことは、相手の都合に合わせられるようにすること。買い手の都合に合わせれば合わせるほど、高く売ることができるからだ。中古物件を買いたい人のニーズは第一にエリア、次に築年が重要な要素になる。住まいサーフィンのアンケートで中古物件を購入するとしたら、築何年まで許容できるかを聞いてみたところ、答えは10年以内が63%を占めダントツ1位。15年までを含めると、81%に及んだ。

⑤大規模修繕を回避できる

新築から10年で住み替えると、大規模修繕の時期を回避することができる。修繕積立金の支払いは段階的に増額されるので最初の10年は比較的安く、追加コストである一時金が発生するのは修繕の直前が多い。また、修繕中は長期間に渡って居住性が落ちるので、使用価値も落ちる。

⑥瑕疵担保責任は10年で切れる

現在、すべての新築住宅は引渡の日から10年間その瑕疵を修補するなどの義務を売主が負うことになっている。瑕疵とは、構造上や居住上の大きな問題(例:雨水の浸入等)を指す。「万が一」の無償保証期間が切れるので、不安を覚える方もいることだろう。

リスクとコストパフォーマンスを加味すると、自宅マンションは10年で売却し、住み替えることが有利なのだ。これを前提とするとしないとでは、あなたの人生は大きく違ってくるのである。

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