# バフェット # 日本株

戦わずして勝つ! 孫子に学ぶ投資の極意

無駄なエネルギーを使うな
大原 浩 プロフィール

時間を味方にせよ

市場の動きに翻弄されて、すぐに売ったり買ったりするのは「自分の判断に自身が無い」からである。バフェットのように投資対象企業を研究し尽くしていれば、目先の株価が上がったり、下がったりすることなど気にならない。

その企業が素晴らしく、必ず成長すると思うのなら、後は「果報は寝て待て」である。最初の投資判断を行うためには、相当な勉強・調査が必要だが、判断を下してしまえばまさに「後は何もすることが無い」。資産が増えるのを、好きなことをしながら待てばよいのである。

ある意味従業員の雇用と同じだといえるかもしれない。優秀でやる気のある人材を採用できれば、後はその人物に「お任せ」でも安心できる。

 

しかし、やる気が無く能力も低い人間を採用してしまったら大変である。四六時中監視・指導しなければならないし、「お前は首だ!」と言って、別の人間を雇うことが必要になるかもしれない。そして、そのような計画的では無い採用ではまた好ましからぬ人材を採用する可能が高く、負のサイクルにはまるだろう。

バフェット流では「時間を味方にする」、つまり何もしなくても時間がたてばたつほどもうかるように「最初に仕組む」ことが極めて重要なのだ。