ベニヒワはスズメの仲間で大きさもスズメくらい、おでこに赤いベレー帽をかぶったような斑紋があります。
渡り鳥で、毎年春に北海道を通過して北へ渡っていきますが、姿を見かけることはめったにありません。
僕も、ベニヒワの写真が撮りたくて、必死に日本海沿岸を探し回っていました。
そんなある日、近所の空き地に「やけにたくさんスズメがいるな~」と眺めていたのですが、よーく目を凝らしてみると、なんと! ベニヒワ!!
枯れたイタドリの枝に、ベニヒワたちが木の実のように鈴生りになっていました。
こんな近くにいたとは……! 「灯台下暗し」とは、このことですね。
数日、空き地で過ごした後、北へ渡って行きました。