「5月から皇太子がいなくなる」という事実が意味すること

「不在」が続いても問題はないのか
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秋篠宮の真意は?

こうした新天皇家や秋篠宮家の負担は、これから増えることはあっても、減ることはない。

現在、皇室には天皇・皇后のほかに16名の皇族方がいるが、今後長期にわたって公務を遂行できる若い男性は、秋篠宮の長男である悠仁さましかいない。まだ12歳にして、悠仁さまは想像を絶する重圧を抱えているのだ。

小室圭さんとの婚約が暗礁に乗り上げている眞子さまを始めとした女性皇族は、結婚されれば皇室を離れてしまう。

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今後、皇室典範の改正により女性宮家が創設され、佳子さまや眞子さまらが皇室に残ることがない限り、悠仁さまが結婚し、子供が出来るまでの間、皇族の数は減少する一方だ。

このままでは、現在の天皇と皇后が全霊をかけて守り続けてきた「開かれた皇室」の維持が難しくなってくる。

もうひとつ、皇太子のいない時代は、「誰が将来的な皇位継承者にふさわしいのか」という根本的な問題も浮き彫りにする。

「新天皇と、皇位継承順位第1位の秋篠宮殿下の年の差はわずか5歳しかありません。仮に、新天皇が現天皇の年齢まで位につかれていると仮定すると、次の代に引き継ぐのは今から26年後になる。

その時点で、秋篠宮殿下はすでに79歳とかなりのご高齢になっていますから、ごく短期間でまた退位されることになるかもしれない」(前出・八幡氏)

 

そもそも、現在の天皇が生前退位を望んだのは、高齢となったことで、「象徴としての務め」に支障が出ることを避けるためだった。それを考えると、70代後半で新たに天皇位につくことは、この「お気持ち」と矛盾する行為になりやしないか。

「くわえて、退位や即位にともなって行われる行事には莫大な費用がかかり、国民生活にも大きな影響が出る。

秋篠宮殿下は、大嘗祭の予算を天皇家の私的活動費で賄うことを提案されたことからわかるように、皇室にまつわる行事や祭祀に大規模な国費を投入することには極めて消極的です。

ご自身が、ほんの数年の間、皇位につくために、それだけの国家的な予算と労力をかけることには到底賛成されないでしょう」(前出・宮内庁関係者)

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