「5月から皇太子がいなくなる」という事実が意味すること

「不在」が続いても問題はないのか
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新天皇と秋篠宮の負担

また、5月から新たに秋篠宮家に仕える職員「皇嗣職」は51人に決まった。これは、現皇太子に仕える東宮職とほぼ同規模で、現在の秋篠宮家に配置されている24人からは大幅に増える格好だ。

さらに、秋篠宮家の警護も手厚くなる可能性が高い。これまで、天皇・皇后の護衛は皇宮警察の『護衛第一課』が、皇太子ご一家については『二課』が、その他、秋篠宮を含めた皇族方は『三課』が担当していた。

今後は皇太子という立場がなくなることで、その分の人員が秋篠宮家に割り振られると考えられているのだ。

 

こうしてみると、秋篠宮を「実質的な皇太子」とする準備は、着々と進んでいるようにもみえる。

だが、体裁や予算をいくら整えても、いざ今後の「皇太子不在」の皇室を現実的に考えてみると、いくつもの問題が浮上してくる。

「やはり、最大の懸案は新たに公務を引き受ける皇族の数が減少していくことでしょう。本来であれば、これまで皇太子殿下がやってこられた公務を、秋篠宮殿下がすべて引き継がれるのが理想です。

しかし、実際は秋篠宮殿下ご自身もすでにたくさんの公務を抱えていらっしゃる。それで、すべてを引き受けることが難しいということで、紀子さまや眞子さまにも割り振り、なんとかこなそうとしているわけです」(前出・久能氏)

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すでに、代替わり後、現在の天皇・皇后は一切の公務から退くことが決まっている。

つまり、これまで、天皇・皇后、皇太子・雅子さま、秋篠宮・紀子さまの3者で分担してきた公務を、皇太子という立場の不在で、新天皇家と秋篠宮家の両家で背負うことになるのだ。

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