4月11日 「アポロ13号」の打ち上げ(1970年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

ミッション途中での事故から奇跡的な生還を遂げたことで知られる月探査機「アポロ13号」が、この日、米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。

地球の大気圏を脱出し、順調に月へと向かっていた宇宙船を悲劇が襲ったのは、打ち上げから55時間54分53秒後のことでした。船内の電線から発生した火花から引火し、酸素タンクが宇宙空間で爆発したのです。

関連の日:12月 7日 「アポロ計画」最後の宇宙船の打ち上げ(1972年)

この事故によって、飛行士たちは、目標としては月への着陸はおろか、地球への帰還すら困難になってしまいました。しかし、NASAはあらゆる手段を講じて、宇宙船を維持し、搭乗していた3名の宇宙飛行士全員を無事に地球へと帰還させることに成功します。

【写真】アポロ13の飛行士たち
  3名の宇宙飛行士。左からジェームズ・A・ラヴェル船長、ジョン・L・スワイガート司令船操縦士、フレッド・W・ヘイズ月着陸船操縦士 photo by gettyimages

この見事な帰還劇は「栄光ある失敗」ともいわれています。事故発生後の臨機応変な対応はもちろんですが、じつは、このような事故を想定した訓練を出発前に行っていたというから驚きです。

【写真】回収中のアポロ13
  回収作業中のアポロ13号司令船 photo by gettyimages