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人手不足の職場こそ導入したい、スゴい「HRテック」3選

人材獲得の強い味方になる
平賀 充記 プロフィール

オンラインでも面接は可能

ここで紹介する「HARUTAKA」は、オンラインで面接を行うことができるサービス。

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今紹介した「オートークビズ」のように、面接日の設定を、自動化していくメリットは大きいはずです。しかし、面接そのものは、採用における最もコアなプロセスです。

だから私は、当初「オンラインで面接をやってしまいましょう」というITサービスに対して、正直なところ半信半疑でした。

面接はたんなる見極めの時間ではなく、応募者を惹きつけて動機づけするスカウトの時間であったり、入社後直後の離職を防ぐための条件確認の時間であったり、さまざまな役割を含んでいるからです。

そういった観点からも、やはり実際に会って面接すべきではないかと思っていたのです。しかし、調べていくうち、動画面接には圧倒的なメリットがあることに気づきました。

その1つがスピード感です。

採用担当者の面接時間を確保したり、応募者との日程調整をしたりするだけでも大変ななか、リアルな面接では面接会場の確保も必要になります。

これらすべてが重なるタイミングを探すのには、かなりの労力がかかり、なかなか面接をセッティングできずに終わってしまうケースも実際に起きています。

 

また、応募者が遠方に住んでいる場合、面接にきてもらうのに大きな負担となります。その点、時間や場所の制約がない動画面接は、採用活動をスピードアップさせること間違いなしです。

しかも、ここで紹介する「HARUTAKA」は、ライブ面接だけでなく、録画面接という機能もあります。これを使えば、応募者がスマホで録画しておいた面接動画を、採用担当者が時間の空いているときにチェックするというオンデマンドな面接が実現できるため、非常に効率的だといえます。

そしてもう一点、動画面接の優れた点があります。

それは、応募者を見極めやすくなることです。

一般的に動画が伝えてくれる情報量は、文字や写真だけのそれより5000倍、ウェブサイト1ページの3600倍といわれています。履歴書が教えてくれる人となりと比較しても、圧倒的な情報が得られるわけです。

「いやいや、それは履歴書比較の話でしょ。実際に会うリアル面接と比べたら、やっぱり実際に会って面接しないと、応募者の人となりはわからないでしょ」という声も聞こえてきそうです。しかし、緊張感いっぱいの面接で、素の自分を出しきることは、難しいものです。

とくに、最近の若者はリアルコミュニケーションが苦手。ユーチューブやTikTokへの投稿に慣れ親しんでいる世代にとっては、むしろ動画による自己表現のほうがよほどリラックスして「素」を出せるのかもしれません。

もちろん、オンライン面接で採用を決めた場合は、「動機づけ」のための時間を別途設定することをお忘れなく。

ITを使った採用支援ツールは、今後も続々と登場するはずです。人手不足を解消するためには、現場で働く店長自身がこういった情報を積極的に収集することが求められるのです。