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つみたてNISAで「投資デビュー」する人が絶対やってはいけないこと

楽しく「貯まる人」になる!
投資デビューするならつみたてNISA、が常識になりつつある今。投資の考え方に慣れていない初心者だからこそ陥りがちな問題があると、ファイナンシャルプランナー荒木千秋氏は指摘する。
お金ビギナーの女性に向けて、新刊『「不安なのにな~んにもしてない」女子のお金入門』を著した荒木氏が、自身が講師を務める初心者向け資産運用セミナーで最も多く寄せられる不安の声と、その解決策を教えてくれた。

初心者にとって始めやすい「つみたてNISA」

誰しも将来に対する不安は少なからず持っていますが、若い世代になれば、なおさらではないでしょうか。

将来の不安を解消するために、初心者向けの資産運用セミナーにも若年層の参加者が増えています。

私がセミナー講師を始めた3年前は、“初心者向け”と謳っていても、どこから見ても投資歴30年以上の高齢者の参加者割合の方が多かったのですが、最近は50人参加者がいれば20代~30代は4割ほど、新婚カップルは数組と、この3年間で確実に風向きは変わってきています。

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「低金利だから自分で何かを始めないとお金は増えない」と危機感を持っている人が、「自分にもできる方法があればやってみたい」ときっかけを求めセミナーにやってきます。

そんな投資を始めるきっかけとして注目されているのが「NISA(少額投資非課税制度)」。特に、つみたてNISAは2018年3月から12月までおよそ2倍のスピードで口座を増やしていて、100万口座を突破しました。口座開設者の内訳は、20代から40代が7割と若いのが特徴です(*参考:つみたてNISA100万口座突破!~あなたとあなたの家族の夢を応援します~)。

 

つみたてNISAとは、投資の優遇が受けられる制度。NISA口座を通じて、一定金額を積み立てながら購入した投資信託やETFなどは、分配金及び売却益が非課税になります。

一般NISAの年間非課税限度額120万円×非課税期間5年間の最大600万円と比較すると、つみたてNISAは年間40万円までと投資額は少額ですが、非課税期間は20年と長期間のため最大800万円までの非課税投資が可能になるのが魅力です。

つみたてNISAの投資対象となる投資信託などは、手数料が低いといった国の基準を満たし、長期・分散に適した商品に限定されているため、初心者にとって始めやすい内容になっています。

つみたてNISA初心者が絶対にやってはいけないこと

そんなつみたてNISAですが、失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。

そこで参考になるのが、じつはあのイチローなんです。

野球界の象徴であり、先日も感動的な引退会見をしたイチロー。彼の残した名言は数多くありますが、私が印象的だったのは「何かを長期間成し遂げるためには考えや行動を一致させる必要がある」という言葉です(*出典:『イチロー89の言葉』)。

つみたてNISAにおいても、継続と初心を忘れず考えを一貫させることは必要になります。