4月 8日 化学会(東京化学会)創立(1878年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、日本化学会の前身である、化学会(翌1879年に東京化学会に改称)が、東京帝国大学理学部の卒業生と在校生からなる約25名によって創立されました。

初代会長は、のちに京都帝国大学で最初の化学講座教授となったは久原躬弦(くはら・みつる、1856-1919)でした。

約25人で出発した化学会は10年後には、100名を越え、日本の化学振興と化学産業の発展に伴って会員数が増加し、その規模も拡大したため、1921年に日本化学会と改称しました。さらに1948年には工業化学会と合同で、新しい組織として「日本化学会」を発足させ、これが現在の公益社団法人日本化学会となっています。

ちなみにこの会が制定している記念日「化学の日」は10月23日です。いったいなぜこの日が、化学の日になったのでしょうか? 実は、1molの物質中に存在する粒子の数を示すアボガドロ定数=6.02×1023乗に由来するそうです。

ある決まった数の集団に単位の名前(mol)をつけたアボガドロ定数は、近代的な単位の原点だそうです。

【写真】アボガドロ
  アボガドロ定数の名称のもとになったイタリアの化学者アメデオ・アヴォガドロ(1776-1856) photo by gettyimages

 単位が化学的に見直されるってご存知ですか?  

新しい1キログラムの測り方
科学が進めば単位が変わる

絶対に変わらず、誰にとっても納得できる「重さ」の基準とはなにか? 最先端の科学がその難題に挑みます。