「東大合格が人生のピークでした」…世間が知らない東大格差の実態

入学時点で結果は決まっている…?
週刊現代 プロフィール

起業したら、すぐ大成功

学生生活を通して、ラクをして生きる術を身につけた「東大までの人」は、その要領を就職活動にも活かし、普通に会社へ就職していき、一般社会に溶け込んでいく。

しかし、もちろん東大には本物の天才も存在する。東大を単なるステップアップの踏み台としてしか見ていない、いわゆる「東大からの人」だ。

文学部に在籍する岩﨑翔太氏(24歳)は'16年9月、3年生の時点で株式会社「終活ねっと」を設立した。葬儀やお墓など終活の悩みを解決する情報を載せたポータルサイト「終活ねっと」を運営している。

創業わずか1年で約1億円の資金調達に成功し、昨年10月にはDMM.comに推定10億円で買収され(経営は独立した形で継続)、注目を集めた。

岩﨑氏はなぜ在学中の起業に踏み切ったのか。大学に入った当初は起業するつもりなどさらさらなかったという。

「東大に入学してからの1年半は、勉強は最低限で日々漫画を読んだり、友達とスポーツをしたりして過ごしていました。起業の『き』の字もなかったですね」

 

そんな岩﨑氏に転機が訪れたのは'15年8月のこと。ベンチャー企業のインターンに参加したのだ。

「それまで自分で考えて行動するということをしてこなかったと、同い年のインターン生を見て気づいた。そんな彼らが起業という言葉を口にしていて、自分もやってみようとすぐに取りかかったのです」

設立から2年半で現在、従業員は60名だ。取りかかってすぐに結果を出せてしまうのが「東大からの人」なのだ。