しかし、どうしたものか。

苦情を言って先生と子供の関係が悪くなるのもまずい。中間管理職的な悩みに直面してしまった。会社員じゃないので解決策がわからないな……。

幸い学期末だったこともあり、あと数ヶ月でクラス替えがある。この数ヵ月をしのぐために、ぼくはこう提案してみた。
YouTuberを頼ろう

「子ども=YouTube好き」を利用

今の子供はとにかく何でもいいからYouTubeを見たい。そこにつけ込む大人の知恵である。
「YouTuber!(ニヤニヤ)」

急に子供が元気になった。単純だなおい。
検索してみると案の定、漢字を上手く書くアドバイスをしているYouTuberを発見。なるほど、

「マス目の分割を意識して書くと良いらしいぞ」
「これ、やってるよ」

確かに子供の字を見ると、バランスが極端に悪いというわけではない。あまり効果がなさそうだ。やはりこんなインスタントな方法では無理か。仕方ない。ガチで行こう。

「わかった。今俺の頭に三秒で解決策が浮かんだ。実際に習字の先生のところに行って教えを請う!」
「えー……」

ちょうどマンションの隣室のぽんたくん(5年生)が近所の習字教室に通っている。さっそく隣のお母さんに「こんにちは! お習字の先生紹介してくださ~い(^o^)」とメッセージして体験予約。ぽんたくんと、うちの子供とぼくの三人で教室に向かった。

自由業はこういうときにフットワークが軽くて良い。