現在、夫・さまぁ~ずの大竹一樹さんとの第3子を妊娠中のフリーアナウンサーの中村仁美さんの新連載「騒がしくも愛おしい毎日」(毎月1回・第1水曜日更新)がスタート!

仕事と家庭、妊娠出産など、多くの女性が直面するさまざまな悩みから、思わずクスッと笑ってしまうような大竹家の微笑ましい日常まで、母として、妻として、そして一人の女性として、中村仁美さんならではの目線で綴っていただきます。

第一回のテーマは、“妊娠”。子どもを授かった時、大きな喜びとともに不安を感じる女性も少なくありません。特に働く女性にとっては、仕事を続けるか否か、続けるならどう働くか……自身の人生を左右する問題に直面するシーンでもあります。今回は、中村仁美さんに初めて妊娠した時を振り返っていただきつつ、第3子妊娠中の今の思いを伺いました。

ハッピーオーラ満載の初妊娠

おなかのあかちゃーん、ただいまっ♪」

私のお腹にほほを寄せ、なでなでしながら語りかける次男。これが最近の次男の帰宅してからの儀式です。

「あかちゃんがうまれたら~、たいちゃんがミルクあげるんだ~」
「たいちゃんがトイレにつれていってあげるからね!」

など、早くもお兄さん発言! 私からしてみれば、いやいや、まだ君のトイレとか食事の補助が大変なんですけどね~(笑)。家の中で次男はいまだ“大きな赤ちゃん”です。

長男はというと、二回目ということもありお腹の子よりも前回・前々回より格段にひどい悪阻による私の体調を心配してくれています。

私が夜ゲロゲロやっていると、後ろから無言で抱き着いてきて、私の「大丈夫だから、ちょっと食べすぎちゃっただけだからね。さ、もう寝よう!」という言葉でやっとベッドへ向かい、その言葉を受けて食事中は「お母さん! だめ! また吐いちゃうでしょ! 食べすぎだよ!」と、やや憤慨しながら注意を促してくれます。

産まれてくる赤ちゃん用にお昼寝座布団を作ったら……かえるちゃんが寝かせられていました(笑) 写真提供/中村仁美

40歳を目前にして三度目の妊娠。

すでに二回経験しているとはいえ、つくづく“妊娠って妊娠のたびに違うな”と思います。体調も、経過も、環境も、メンタルも……何度経験しても“初めて”の波が次々と押し寄せてくる、そんな感じで、改めて無事に生まれてくるまでは奇跡の積み重ねだな、と。

会社員としての妊娠

最初の妊娠は32歳。今より7歳も若く、会社員でした。

結婚もし、仕事も色々と経験させてもらい、入社したての頃のように未来にワクワクしたり必死でもがいたりする毎日からはすでに解放されていました。仕事尽くしで思い出が去年なのか一昨年なのか分からないような毎日を、ガラッと変えてみたくなる時期でした。妊娠が分かった時も、当時担当していたレギュラー番組を産休・育休によって手放すことになんの不安もありませんでした。

出産日を逆算して~なんてことを考えることもなく妊活を始めたので、なんで早生まれは避けた方がいいんだろ??と周囲の言葉を不思議に思いながら聞いていたくらい。「女はいいよな、仕事を続けるか辞めるか選択肢があるから。男は否が応でも何十年も働き続けなくちゃいけないんだぜ」と、学生時代の男友達の言葉を思い出し、へへへっ、このリセットは女の特権だわ、なんて。体調もすこぶる良くて赤ちゃんの経過も順調、まさにハッピーオーラ満載の健康妊婦。

そう、初めての妊娠は、妊娠したこと自体に浮かれすぎていて、その先のこと、“出産後”のことなんて全く考えていませんでした