# 金銭教育

「10億円の使い方」でわかる!金持ちになれる人、なれない人の違い

お金のセンスと成功の秘訣
藤野 英人 プロフィール

お金の話をしようじゃないか

先にお断りしておくと、経営理念に共感できなくても事業内容が理解できなくても、「儲けられそうならドライに買う」というのも一つのスタンスです。そのような投資方法を、私は否定しません。

しかし、投資のプロが理論を駆使して投資環境や銘柄を仔細に分析してマーケットに参加する中、そういったアプローチを真似て「儲けられそうな会社」を見つけようというのは至難の業です。

 

それよりも「この会社を手元に置けるとしたら欲しいと思うだろうか」「この会社で働きたいと思えるだろうか」などと考え、ショッピングに近い感覚で銘柄を選ぶほうが、長期的には投資の成果に結びつきやすいのではないかと思います。

これは、買い物をしたり働いたりというように「毎日やっていること」なら誰もが「プロ」だからです。自分がプロであると言えるフィールドで勝負するほうが成功する確率は高いでしょう。

一度、自分が好きな服や本を買うときと同じような感覚で、株や会社を見てみてください。企業の考え方、商品やサービスなどをイメージし、「それをミニチュアで手元に置けたとして、気持ちいいのかよくないのか」という感覚を総動員し、プロの消費者の目で確認することが、投資家としても勝てる可能性を高めるのではないかと思います。

一般に、日本人はお金の話を避けがちです。しかしここまで見てきたように、「お金」について考え、話をすることは、自分の生き方や価値観について考えることと直結します。

3月に上梓した『お金を話そう。』という本では、「10億円もらったら」を読者のみなさんに考えてみてもらうことを導入に、お金に関する31の質問をヒントにさまざまな角度から「お金」について読者の皆さんと一緒に正面から考えてみることを目指しました。いままでお金について話すのに抵抗があったという人や、お金について考えるのを避けてきた人に読んでもらえればと思っています。

編集部からのお知らせ!

関連記事