深田恭子と安達祐実…意外な「同世代女優」は今が最も魅力的だ

どこかホッとする二人
堀井 憲一郎 プロフィール

恋愛ドラマは今クールだと『僕の初恋をキミに捧ぐ』などがそうだけど、ヒロインは好きな人を真剣に見つめる、というシーンが多い。男と女が見つめ合ってるシーンが多くて、こっちとしてはそれを近くで見させてもらってる、という立ち位置になってしまう。正面きってこっちを見つめるというシーンは恋愛ドラマではあまり多用されない。

塾講師ドラマでも、もちろん正面きってこっちを見てくるわけではないが、生徒を見守っているという気配はでていて、見ている者もその空気の中には入っていきやすい。

また30代の女性は、「女」を出してこようとすることが多いが、このドラマでの深田恭子はそういう妖艶さや媚びが抑えられている。高校生の前だからまじめな態度で終始している。ファッションだけがばつぐんにかわいい。その落差が強烈な引力を呼んで、目が離せなくなっている。

こういう深田恭子をただずっと見ていたい。このドラマの順子先生役の深田恭子を見ていたい。

 

無理のない安達祐実

そしてこのドラマで気になるのは深田恭子だけではない。

じつは、安達祐実もとても気になっている。

彼女は深田恭子の同級生役だ。(ちなみに実年齢では安達祐実が1つ上)。

安達祐実もまた、すごくきれいに見える。

無理なく、自然で、あ、なんかキレイだなあとおもった。

何かほっとしている。

ある年齢以上の多くの人と同じく、安達祐実は子供のころから見てるわけで、子供のころはずいぶんかわいかったけれど、大人になってからは、美人さんだけど、いつもなにか無理めな役どころで出ているなあ、という印象が強かったのだ。大人になってからもよくドラマで見けど、いつもがんばってるなあ、というふうに見ていた。

『ナースのお仕事4』や『大奥』のころから、最近だと『女囚セブン』『リーガルV』など、レギュラー出演しているドラマで、きれいだし、ちゃんとしてるけど、見たいのはそういう安達祐実ではない、という感覚がどこかにありました。どういう安達祐実が見たいのかよくわからないけど、でも、そういうのじゃないほうがいいなあ、とはおもっていました(あくまで私が勝手に、だけど)。