3月31日 エッフェル塔の竣工式開催(1889年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1889年の3月31日、ジャン・ド・マルス広場に建つパリを象徴する鉄骨塔「エッフェル・タワー」の竣工式が行われました(竣工は前日の3月30日)。

1889年に開催されるパリ万国博覧会にあわせて、鉄骨構造技術の開拓者アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル(Alexandre Gustave Eiffel、1832-1923)の設計で建てられたものです。エッフェル塔は、鉄骨による新しい建築時代の到来を示す記念碑的な存在ですが、その見た目は、建設当時の人々には不人気だったそうです。

【写真】エッフェル塔建設のようす
  エッフェル塔建設のようす photo by gettyimages

ちなみに、完成当時の高さは312メートルでしたが、第二次世界大戦後に、ラジオ・テレビ塔として利用するためのアンテナが増設され、高さは320メートルになっています。

設計者のA. G. エッフェルは、大学では化学を専攻したそうですが、卒業に際して「化学工場建設」をテーマとした制作物を作ったとのことで、彼の将来を暗示しているようで興味深いものがあります。

【写真】
  設計者のA. G. エッフェル photo by gettyimages