3月29日 数学者のレヴィ=チヴィタが生まれる(1873年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

絶対微分学、テンソル解析の開拓者として知られる、イタリアの数学者トゥーリオ・レヴィ=チヴィタ(Tullio Levi-Civita、1873-1941)が、この日、イタリアのパドヴァに生まれました。

テンソル解析は、アインシュタインの一般相対性理論を支える数学体系で、この分野の論文や教科書にはしばしば登場するエディントンのイプシロン(下記、レヴィ=チビタ記号とも呼ばれます)も彼の考案したものです。

i, j, k はそれぞれ 1, 2, 3 のいずれかであるとする。このとき、

【数式】レビ=チビタ記号

i、j、kが (1、 2、 3) の置換(並び替え)の場合はその符号
i、j、kに重複する数字を持つ場合は0を値に持つテンソルである

これが何の役に立つ記号なのか、パッと見てわかる人はあまりいないと思いますが、相対性理論の研究者には欠かせないものなんだとか。

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高校数学でわかる相対性理論
特殊相対論の完全理解を目指して

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