3月28日 スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)

科学 今日はこんな日

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"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、アメリカ・ペンシルベニア州スリーマイル島の原子力発電所で、出力95万9000キロワットの加圧水型2号炉から轟音とともに白煙が立ちのぼり、放射性物質を含む蒸気が大気中に漏れ出す事故が発生しました。

この事故を受けて、州知事は緊急事態を宣言し、原発周辺8キロメートル以内の学校を閉鎖、妊婦・乳幼児など住民への避難勧告を発令しました。のちの調査から、燃料棒の4分の1が破損した、当時としては史上最悪の原発事故だったことが明らかになりました。

なお、国際原子力事故評価尺度(INES)では、スリーマイル島原発事故は「レベル5:施設外へのリスクを伴う事故」と評価されており、その後に発生したチェルノブイリ原発事故(1986年)や福島第一原発事故(2011年)は、これを上回る「レベル7:重大な事故」とされています。

【写真】事故当時のスリーマイル島原子力発電所
  事故当時のスリーマイル島原子力発電所 photo by gettyimages