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『パズドラ』のガンホー、いま再び「株価大復活」している意外なワケ

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

パズドラも大復活

ガンホーの株価が急上昇しているのは、それだけが理由ではない。じつはここへきて、失速し続けていたパズドラに復活の兆しが出始めているのも大きい。

〔photo〕gettyimages

実際、ガンホーが発表している決算資料を見ると、パズドラのアクティブユーザー数を示すグラフは長い間減少傾向だったにもかかわらず、昨年10月頃から上昇に反転していることがわかる。

しかも、その上昇のピッチは月ごとに高まっていて、直近のアクティブユーザー数は2年前の水準まで復活しているのだ。

 

もちろん、パズドラがアニメ化やeスポーツへ参入することで新規ユーザーを獲得している面もあるが、それだけが理由ではない。

パズドラは配信開始から6年以上が経過しているなか、ユーザー感謝祭やアニバーサリーイベントなどを丹念に仕掛けることで、かつてゲームで遊んでいたがその後休んでいた「休眠ユーザー」が帰ってきているというのがじつは大きい。

「ガンホーでは他社の人気キャラクターとの積極的なコラボイベントなどを行ってきたが、そうした地道な施策が奏功してきた。言い方を換えれば、パズドラの既存ユーザーを活性化させることで、再びアクティブユーザー化させることに成功しているわけです」(前出・藤本氏)

ガンホーの収益を支えるパズドラが真の意味で復活してきたということの意味は大きい。「株価は、しばらく上値追いの展開が続きそうです」と前出・藤本氏が言うように、『Phantom株価予報AIエンジン』が予想するガンホーの株価も力強い上昇相場を示したかたちである。

ガンホーと同じく、「株価上昇」するあのゲーム会社

そんなガンホーと同じく、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』が上昇相場を予想したのがスクウェア・エニックス・ホールディングス (9684)である。

スクウェア・エニックス・ホールディングスといえば、エニックスとスクウェアが経営統合したうえ、タイトーも傘下に収めるゲーム会社の持ち株会社。

そんな同社はここへきて、ガンホーと同様に株価急上昇しているのだ。

「スクウェア・エニックス・ホールディングスは『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』の2本柱の看板タイトルを保有していますが、直近では家庭用ゲーム向けの『キングダムハーツ3』の売れ行きが好調です。しかも、世界最大規模のゲーム開発者向けのカンファレンス『GDC 2019』がサンフランシスコで開催されることから、マーケットで期待感も高まっている。

スクウェア・エニックス・ホールディングスの株価は、1月11日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)を形成。日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた『雲』と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、上値が期待できそうです」(前出・藤本氏)