永久保存版!「中古マンション」購入で後悔しないチェックリスト

「お宝」はこうしてつかめ
三井 健太 プロフィール

内覧では「ここ」を見なさい

以上を踏まえて、内覧時の観察ポイントをいくつか紹介しましょう。売主さんが入居中のことも多いので、観察を遠慮しがちになりますが、お願いして見せてもらいましょう。質問についても同様です。

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(1) ひび割れの有無を目視で探してみる

長く放置しておくと雨水が入り込み鉄筋が錆びて、耐震性・耐久性ともに低下してしまうからです。外壁や廊下の天井、バルコニーの天井などに30㎝以上の長いひび割れがあったら要注意です。タイルの剥離も同様です。

また、仲介業者を通じて、管理組合に修繕予定はいつかと質問をしましょう。最新の「長期修繕計画書」を出してもらうことでもいいのですが、オーナー以外には見せないというマンションも少なくありません。

この点検項目は、管理の良し悪しを見る重要なものとなります。

修繕積立金が十分でないためか、それとも管理意識が低い管理組合なのか、どちらにしても適時、適切に修繕を行ったマンションと、そうでないマンションでは、長い間に資産価値に大きく差がついてしまうからです。

 

(2) 設備機器の耐久性をチェックする

ガス器具、エアコン、ディスポーザー、食器洗浄乾燥機、床暖房などは、有無を確認しつつ、何年使用しているかを尋ねましょう。入居後すぐに新品と交換しなければならないのか、まだ数年は使えそうかの判断をするためです。

(3) 結露の有無を調べる

北側に位置する個室を見るときは、明るさと通行人の足音を聞くことに加えて、窓の周囲の壁と天井に目を凝らしましょう。

黒ずんでいたり汚れがひどかったりするようであれば、冬季に結露ができやすいことを示すものであり、原因は断熱材の施工が十分でない可能性が疑われます。そして、リフォーム費用に大きく響きます。

(4) 床・壁・天井の表面を全体的に点検する

トイレや洗面所の床の表面材(普通はクッションフロアという材料で仕上げてある)がめくれていないかどうか、壁紙の張り合わせ部分がめくれて隙間ができていないか、変色していないか、傷や汚れがないかどうか、フローリングの表面仕上げ部分がはがれていたり、傷が目立ったりしている所がないかどうかなども。

リフォーム工事の予定に組み込むかどうかの判断に必須だからです。