「私のメイクの基本は、頑張りすぎない、でも手を抜かないこと。若い頃は、“メイクをきちんとしています感”を見せたかったけれど、今の私は、肩の力を抜いても綺麗でいられることが理想の美しさだと思っています」

そんな風に語る、モデルの高山都さん。連載「高山都のゆるごこちLIFE」では、彼女のライフスタイルを通じて、毎日を気持ちよく過ごすためのひと手間や、季節に合わせて生活を彩るヒントなどをお届けしています。

今回のテーマは「春のリップメイク」。新作リップを使ったメイクテクを高山さんに教えてもらいました。

TPO別に手軽に使い分け!
いつも2、3本のリップを常備

私は出かけるとき、いつも2、3本のリップをバッグの中に入れています。リップって塗り替えるだけで、気分や印象が全然変わるんですよね。だから、その日の洋服や行く場所、シーンに合わせて使い分けています。

たとえば、朝からお仕事で夕方になって若干顔が疲れているように見えても、とりあえずリップさえあれば、何とかなります(笑)。急なお呼ばれでも、メイク直しがきちんとできない時でも、口紅だけは塗り直す。それだけで、それなりの外向けの顔が完成する。たかがリップ、されどリップなんです!

 

春になったからといって、春コスメをフルセットで買うとしたらお金がかかってしまうけれど、リップだけだったら冒険できなくはない値段ですよね? 手にとりやすいし、挑戦しやすいコスメだと思うから、まだコートを羽織っている季節でも「とりあえず、リップは買おうかな」という気分になります。

 

春のリップメイク1
リップを主役にしたいから
他パーツはカラーレスに

紺ブレにTシャツを合わせるのは、私の春ファッションの定番。いつも赤リップでキメることが多かったのだけど、ちょっとくすんだピンク色のこのリップも意外と合いますね。“新しい自分”を見つけた気がします。

カジュアルな服装なのに顔だけバッチリメイクのお化けになりたくないので(笑)、メイクをするときはポイントは2つまでと決めています。洋服も含めた全体のトーンやバランスがチグハグならないように気をつけています。全体的な質感さえ整っていたら、そんなに大きな失敗はないと思いますよ。

このメイクのポイントは、しっかりとリップを塗り、唇の真ん中に少しだけグロスでラメを入れて、立体感を出したところ。リップだけにポイントを置きたかったので、チークはベージュ系に、目元はツヤだけ出して、全部カラーレスにしました。眉の毛流れを立たせて、マニッシュに仕上げたので、メリハリ感もキープできています。

<上から>リップスティック ピュア 028 ¥2800(税抜き)、リップグロス ピュア 023 ¥2500(税抜き・限定発売)/ともにアディクション ビューティ(4/5発売)

今回使ったリップは、アディクションのリップスティック ピュア 028(Carmen Rhapsdoy)と、リップグロス ピュア 023(Burning Pink)。アディクションのリップはおしゃれ感のある絶妙な色が多く、発色もいいのでお気に入りです。 

春のリップメイク2
透明感のあるオレンジリップと
メタリックな囲み目が好相性

上品なグリーンのワンピースに合わせて、メイクは結婚式の二次会をイメージ。この歳になると、結婚式の二次会は黒いワンピースに無難なメイクで行きがちだけど、オレンジリップをアクセントにしても可愛いと思います。しっかり洗練された印象になるし、新鮮です。

リップは、クレ・ド・ポー ボーテのルージュミヌ 8(スウィーティーダーリン)を使いました。透明感がある可愛い色だったので、指でポンポンとぼかして塗っています。リップと対比させるため、目元はメタリックな囲み目にして、チークはブラウンゴールドに。口元は少女のようだけど、他パーツでミステリアスな大人っぽさを演出しています。

クレ・ド・ポー ボーテ ルージュルミヌ 8 ¥5000(税抜き)/クレ・ド・ポー ボーテ

このクレ・ド・ポー ボーテのリップは、スルスルと塗れて心地よいテクスチャー。うるおい効果があるので、リップにありがちなカサカサ唇の心配ナシ。みずみずしさのある春らしいカラーなので、洋服を選ばず活躍しそうです。

ファッションやヘアスタイルは変化しているのに、メイクのやり方は20代前半の頃からずっと同じという人、実は結構いると思うんです。それはもったいない! だから、メイクも今の自分の顔や雰囲気に合わせて、やり方を変えていきましょう。

高山都 Miyako Takayama
1982年生まれ。大阪府出身。ビューティモデル、ドラマや舞台の出演、ラジオ番組のパーソナリティなど幅広く活動。趣味はランニングと料理。フルマラソンを3時間41分で完走の記録を持つ。自身のInstagram:@miyare38では「#みやれゴハン」として日々のごはんの投稿も。著書に『高山都の美食姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ』、『高山都の美食姿2「日々のコツコツ」続いてます。』(ともに双葉社)。

    
Photo:Nobuki Kawaharazaki Hair&Make-up:Chika Suzuki(A.K.A.) Text:Naho Sotome