初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、福岡県の糸島市を案内していただいたのは、福岡県出身のフリー編集者・下川マイ子さん。

市民の日帰り旅行のスポットとして大人気の糸島エリアは、福岡市の中心部から車で約30分。美しい海岸線はドライブに最適です。漁業、農業、酪農・畜産業のほか、花の栽培も盛んな糸島の魅力的な “顔” をたっぷりと堪能しましょう。

数十人が開店待ちする、
糸島の“おいしい”が集まる巨大市場

伊都菜彩

切り花や鉢植えも豊富。

糸島でとれた新鮮な食材を販売するJA糸島の産直市場。野菜やフルーツはもちろん、糸島牛、牡蠣、天然の真鯛(日本一の水揚げ量)など、ありとあらゆる糸島の恵みが集まる。その鮮度と品揃えに、福岡市内から食材をまとめて買いに来る人もいる。

低温殺菌ノンホモ牛乳 “伊都物語” のソフトクリーム(ミルクいちご味)¥330。糸島産あまおう使用。後味さっぱり!
糸島生まれのいちご “レディア” も販売。

GWにかけてはいちごが旬。アイスクリームショップ「伊都楽」のソフトクリームも大人気。週末は混雑必至だ。

とっておき福岡土産
まるいとらーめん

伊都菜彩の人気No.1のお土産は、オリジナルラーメン。JA糸島と、九州大学、糸島市が連携して開発した小麦をつかった細麺は、美しい色合いと粘弾性が特徴。とんこつ味のスープもついているので、自宅で手軽に福岡のラーメンが楽しめる。2食入り ¥465。

伊都菜彩(いとさいさい)
福岡県糸島市波多江567
☎092-324-3131
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定
http://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/

糸島を代表する味覚
真牡蠣を焼いて食べる!

ひろちゃんカキ

黄色いのぼりが目印の加布里漁港で人気の牡蠣小屋。海を見ながら、自分で牡蠣を焼いて食べる。牡蠣は、中、大、特大とサイズが選べる(1盛¥1000~)。

ハマグリやエビなども。魚介が豊富。
牡蠣めし、カニのみそ汁(各¥300)

醤油とレモン汁は無料のほか、調味料や飲み物、サラダやおにぎりなど副菜の持ち込みは自由。おいしい焼き方は、スタッフが教えてくれるので安心だ。※予約優先、土日祝は先着10組。

オリジナルジャンパーを着て楽しむのがお決まり。

ひろちゃんカキ
福岡県糸島市加布里1196-27
☎090-5295-3020
営業時間:9:00~17:00、土・日~18:00
定休日:不定
http://www.hirochankaki.com/

まるで暮らすように泊まる。
心地の良い海辺のゲストハウス

bbb haus

テレビがない代わりに波や風の音、鳥の声が楽しめる。

福岡市薬院にある暮らしの道具の店、B・B・B POTTERS(スリービー ポッターズ)が手がける宿泊施設。ゲストルームは全5室(1室2名利用、1泊2食付き1名¥20000~)。部屋ごとにブランドやデザイナーを統一している。

ディナーは1週間前までに予約しよう。

海が見えるダイニングルームでは、糸島の食材をふんだんに使った料理が楽しめる。カフェレストランは宿泊者でなくても利用可能。

館内で使用しているオリジナルグッズも購入できる。

bbb haus (スリービーハウス)
福岡県糸島市志摩小金丸1897
☎092-327-8020
営業時間:ショップ 11:00~18:30、カフェ 11:00~18:00、レストラン 11:30~13:30LO(ランチ)、18:00~19:00スタート~21:30(ディナー/要予約)
http://www.bbbhaus.com/

知っておきたい福岡のいろは
気候&日本一&シンボル

気候

福岡地域、北九州地域は日本海側に位置し、冬季は北西の季節風が吹きつける日本海型気候区の特徴が見られるが、年間を通すと温暖。筑豊・筑後地域は山に囲まれ、最高気温が高く、最低気温が低い内陸型気候の特徴を示す。

福岡の日本一

【たけのこ】
全国シェアの34・8%を誇り生産量日本一(2016年時点)。

【たんす】
全国シェアの28%を誇り出荷額日本一(2016年時点)。

【常設映画館数】
人口100万人当たりの映画館数が日本一(2014年時点)。

【たらこ】
福岡市の一世帯あたりのたらこ購入数は2001g で日本一(2014〜2016年の平均)。

福岡のシンボル

県の花:うめ 
県の鳥:うぐいす
県の木:つつじ

PROFILE

下川マイ子 Maiko Shimokawa
福岡県出身。フリーの編集者。ライターとしてガイドブック『ぐる~り糸島』(聞平堂)に参加している。

※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
●情報は、2019年2月現在のものです。
Photo:Aiko shibata、Toru Oshima(お土産) Text:Lisa nagamine Illustration:NONCHELEEE