初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、鹿児島県の奄美大島を案内していただいたのは、セレクトショップ「PARADISE STORE」で働く有村美由紀さん&日高千尋さん。

美しい海と山。手つかずの自然が残る奄美大島では、そこで暮らす人たちも穏やかな顔をしています。毎日変わる天気にも身を委ねるように暮らす地元住民のお二人に奄美大島のおすすめスポットを教えてもらいました。

艶やかな奄美を描き続けた
一村の日本画の世界

田中一村記念美術館

栃木県生まれの日本画家・田中一村は、50歳で奄美大島に移住し、紬工場で働きながら、奄美の亜熱帯植物や動物を描き続けた。ここでは幼少期の作品も多数展示。その驚くべき画才に目を奪われる。

特別企画展も随時開催。

2018年(生誕110年)、パリのロスチャイルド館にて海外初公開。田中一村記念美術館では、年4回の入れ替えを行いながら、八十数点ずつ常設展示している。

奄美大島では昔、どの家にもあったという高倉(穀物を貯蔵する倉庫)をイメージした建物(写真奥)。

田中一村記念美術館
鹿児島県奄美市笠利町大字節田1834
☎0997-55-2635 
営業時間:9:00~18:00、7・8月~19:00
※入館は閉館の30分前まで。
定休日:第1・3水(祝日の場合は翌日)

知っておきたい奄美のいろは
気候&名物

気候

亜熱帯性海洋気候に属し、冬の平均気温は約16℃。10℃を下回ることはほとんどない。冬でも風がなく、太陽が照る日は薄着で過ごせる。水温も約20℃なので、マリンスポーツも楽しめる。夏の平均気温は約28℃で、湿度は高い。

奄美の名物

【鶏飯】
蒸し鶏や、しいたけ、錦糸卵、パパイヤの漬物などをご飯にのせ、島みかんの皮などを薬味に、鶏ガラスープをかけて食べる郷土料理。

【ミキ】
米とさつまいも、白砂糖を発酵させた飲料。とろみと甘み、少しの酸味が特徴。

【黒糖焼酎】
サトウキビを原料とした焼酎。奄美群島でのみ作ることが許されている。

PROFILE

有村美由紀 Miyuki Arimura
車の運転が好き。中型バイク免許も保持。寝ることも大好きだけれど、朝焼けが見たくて早起きする日々。

日高千尋 Chihiro Hidaka
いっちゃりょん会に所属。踊りが大好きでチヂンの音がするとうずうず。食う、寝る、遊ぶがモットー!


※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
●情報は、2019年1月現在のものです。
Photo:Aiko Shibata Text:Lisa Nagamine Illustration:Michihiro Hori