トップス¥40000、スカート¥71000、リング¥21000/バイ マレーネ ビルガー 青山店(バイ マレーネ ビルガー) シューズ¥87000/ジミー チュウ

山口さんの子供の頃の夢が主婦というのも意外だが、主婦に憧れた理由も、家業が旅館だったことに起因する。

「家が商売をしていたので、子供の頃の夜ご飯はいつも一人。家業の店から毎晩出前が届く。一年のうち300日はハンバーグ定食で65日はヒレカツ定食。だから今でも一番癒やされる食べ物はヒレカツと洋食屋さんのハンバーグ(笑)。だから大人になって主婦になったら、テーブルの上に3〜4種類はおかずが並ぶ完璧な食卓を演出してみたいとずっと思ってた。で、それが30代の頃に爆発しちゃったんでしょうね。

唐沢(寿明)さんと結婚してからは、料理は毎日徹底的に作りました。『こんな私を選んでくださってありがとう。せめて食でご奉仕しないと』という思いもあって(笑)。彼も大勢人を呼んで毎日が誕生会みたいだった。で、エネルギーを注ぎすぎて燃え尽きちゃった(笑)。『一生分は作ったな』という達成感はありますよ。

今は、必要に迫られない限り作らない。具沢山の汁物を巨大な鍋で作って、1週間もたせる感じ。あとは夫と外に食べに行っちゃう。作るより食べる方が断然好きだということに気づきました(笑)」

やるときもやらないときも、すべてが徹底している山口さんだが、唐沢さんは、もともと「無理なことはしなくていいよ」という考え方。今では、美味しいものを一緒に食べに行って、お店で料理が出てくるのを待っている間、夫婦で会話する時間を、心から楽しんでいるのだそうだ。