食費は月に3万円
ムダを省く食材選び

食材のほとんどを、生協などの宅配でまかなうというtamiさん。

tami:買い物に行く時間も省けるし、何より無駄買いをしなくてすむんです。スーパーへ行くと、必要のないものをアレコレと買ってしまうけれど、宅配なら必要なものだけを注文できるので節約にもなります。そして何より、浮いた分の食費は、私のおこづかいになるというシステムも、よりいっそう節約心に火をつけてくれているんです(笑)。そのお金で、お気に入りのお店のパンやコーヒー豆、器を買ったりして楽しんでいます。

作りおきは
我が家の食卓の救世主です

また、tamiさんの節約術には「肉や魚は定番のものを買い、調味料やスパイスで味に変化をつける」というものがある。

tami:肉や魚は使い慣れた食材を毎週まとめて買って、味つけを工夫して品数を増やすという方法が、今のところ私の中でしっくりきています。仕事がお休みの土日のどちらかに、だいたい2時間くらいかけて、10〜15品くらいの作りおきを仕込んでいます。肉や魚は下処理をしてタレに漬け込んでおいたり、野菜だったら切ってゆでるだけ、炒めておくだけなどの簡単なものです。でも、この一手間をしておくだけで、1週間の食生活が、ぜんぜん違うものになるんです。例えば、ゆで卵をタレに漬けて味つけ卵にしておくだけで、夜食のラーメンにちょこんとのせられたり、人参の千切りを塩とクミンでさっと炒めて保存しておくだけで、茶色いおべんのアクセントにできたり。小さなことですが、我が家の食卓の救世主になります。

週末の約2時間が、tami家の食卓を、楽しく美味しく彩る大切な時間になっているようだ。

進化するtami家の今後の展望とは

tami:夏までに、サンルームを増築しようかと思っているんです。

tamiさんの家は、築40年の平屋を自分たちで改築した、リノベハウス。知り合いの職人さんや、自分たちの手で改築を重ねて今の形になっている。

tami:お風呂に追いだき機能がなかったり、システムキッチンではなかったりと、多少の不便もあるけれど、それ以上に愛着はありますね。夫婦で次はこうしよう、ああしようと話し合うのも大きな楽しみのひとつです。

そう語るtamiさんは、暮らしの中の小さな楽しみを見つけたり、未来を想像することができる才能の持ち主なのかもしれない。

 
●情報は、FRaU2018年6月号発売時点のものです。
Photo:Taisuke Suzuki Text:Yuka Matsushima

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