膣ケアも取り入れる、早坂香須子さんに学ぶ美しく生きるヒント

メイクアップアーティストの枠にとらわれず、現代女性が豊かに生きるヒントを発信し続ける早坂香須子さん。彼女の輝く笑顔とボディの秘密とは?

女性性をケアして
自分のカラダに感謝を

 

インスタグラムのフォロワーは7万人以上! 仕事やオフの様子を発信しているメイクアップアーティストの早坂香須子さんは、センスのいいライフスタイルはもちろん、ご自身のヘルシーな美ボディや、感度の高いケアメソッドで女性たちが憧れる存在だ。

「40代からは、やみくもに運動してもキレイになれないですよね。単に痩せたいわけじゃなくて、健康的にシェイプすることを意識しています」と早坂さん。現在は加圧トレーニングとピラティスに定期的に通っている。

「加圧トレーニングは1年半くらいです。私が通っているところは、ビューティプログラムという、加圧30分(上腕15分+下肢15分)、むくみ解消のマッサージ30分がセットになっているコースがあって。それがすごくいいんです。ストイックにジムでひたすらトレーニングというのは、性格的に本当にムリで(笑)。ここにくれば、締めたいところをシェイプしながら、疲れたボディのケアもできるので助かります。マッサージに行かないですむようになりました。

KAORU先生のピラティスは最近始めたのですが、鍛えるというより、今はまだストレッチをしたり揉まれたりしている状態です。メイクという仕事柄、猫背になりがちだし、どうしても左右差が出てきてしまいます。今は眠っている筋肉を起こして、使い方を教わっている感じ。自分のカラダに対して意識的になれるのがいいですね」

 
ボディと意識のオン/オフが
疲れをためない秘訣

朝の “太陽礼拝ポーズ” と夜の入浴は、切り替えに必要なこと。

「ヨガの太陽礼拝のポーズは、眠っているカラダと意識を目覚めさせてくれますね。AUMNIEの厚手でおしゃれなヨガマットを買ってからは、すっかりその習慣が楽しみに。入浴は、5分でもいいから絶対に湯船につかります。肉体的な疲れはもちろん、メンタル、思考のリセットがすごくできる気がする。入浴しながら、鍼灸師・森田愛子先生が提唱している呼吸法を実践。腹式呼吸で、酸素を背骨にとおしてお尻まで入れるイメージで!と。そうするとカラダがすごくゆるむんです。睡眠はすべての元ですが、入浴すると副交感神経にしっかりスイッチが入って、眠りの質が変わります」

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肌の再生、心の再生、
土壌と地域の再生を目指して

すべての製品に日本各地からの豊かな植物成分をギュッと。左から・2層式美容液 インテンシブ ビューティー セラム、売れ筋No.1、20年来泥を愛する早坂さんが原料にこだわり抜いたクレイマスク アースマスク、フランキンセンスが香る限定ミスト、目元用クリーム トリプルブルー コンセントレイト。

早坂さんは、眠りの質をよくするオーガニックコットンを使ったランジェリーをデザインもすれば、自分が使いたいものを、という気持ちからオーガニックコスメ・ネロリラ ボタニカのプロデュースまで手がけもする。

「心地いいものを、効くものを、というのはもちろんなのですが、私がコスメブランドを作る際に決めたのは “肌の再生、心の再生、土壌の再生” というキーワード。香料や原材料に使うのは、佐賀産温州みかんの花や沖縄産の海泥、シラス台地からとれるシリカ、山口県産夏みかんの花油……多岐にわたりますが、地元の方々と協力しながら、日本の土地再生も意識しています。オーガニックコットンも、産地である国の女性や子どもの就労問題、土壌再生について意識が高い団体から買うことで、少しずつ世界を変えていける。私が愛用しているものは、気がつくと、ブランドプロデューサーが友人というものばかり。創始者の顔やコンセプトがちゃんと見えることが、いちばんの安心と安全を約束してくれますね」

 
早坂さんの美しさを支えているのは、実は大きな使命感。

「植物療法士・森田敦子さんの講習を受けて、森田さんがあまりに膣ケアの重要性をおっしゃるので半信半疑で(笑)やってみたんです。日本ではあまり認知されていない分野ですが、もう、効果がすごい。年齢を重ねてくると膣の萎縮が始まり、粘液が出にくくなり、目や唇も乾燥が進みます。デリケートゾーン、膣ケアで “肌感” が変わってきて潤ってツヤがでてきた、という実感があります。もちろん、大切なパートナーをいつでも受け入れられる喜びも」

 
SNSで発信するのも世の女性たちに知っておいてほしい!と思う情報であり、愛用するものの生産工程にまで意識を巡らせる。

「健康でずっと自分の好きなことがやれる、ということが大事。トレーニングしてカラダのラインがキレイになると、不思議とカラダのいろんな不調も改善されていくんですよね。キレイは嬉しい副産物なのかな。私たちの世代は、第二次ベビーブーマーでこれから若い世代のお世話になっていくと思うのですが、でも、だからこそなるべく自分の力で生きていきたい。すべてはつながっているということですね」

キレイも健康も幸せも世界平和も――すべてはつながっている。早坂さんの生きる姿勢を感じさせる温かなメッセージだ。

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私の日常に欠かせない、
作り手が見えるブランドとアイテム

良質なクレイ(泥)とオイルで
一日の疲れをオフ

「20年以上ずっと泥美容が大好き」という早坂さん。自身のブランド、ネロリラ ボタニカのクレイマスクのほかに、「CLAYD」の粘土パウダーの入浴剤を愛用している。個装タイプも取り寄せて出張先にも必ず持っていくそう。また、毛細血管を刺激すべく、入浴前、乾布摩擦のようにボディをブラッシングするのはヴェレダのブラシ。入浴後は同じくヴェレダのホワイトバーチ ボディオイルで引き締め&保湿ケア。

 
デリケートゾーンケアと
冷え予防で子宮を守る

植物療法士・森田敦子さんのブランド「アンティームオーガニック」。会陰部をマッサージできるオイルやデリケートゾーンの保湿ローション、ホワイトニングクリームなど。ブラジリアンワックスのサロン「PUBICARE」のかかとソックスは日本製・特許技術生地を使った、スウェットスーツのような素材。「足首がぽかぽかして冷え知らず」と早坂さん。エアコンの効いたスタジオ内でも大活躍しているそう。

 
おしゃれなヨガマットは
部屋の雰囲気を壊さない

「AUMNIE」のウエアはトレーニング時に、厚手でカラダを動かしやすいヨガマットはおうちストレッチ時に愛用。「柄がおしゃれなのでリビングに出しっぱなしでOKです」と早坂さん。「巻き肩なうえ、仕事柄猫背になりやすく、背骨まわりに疲労がたまるので、トレーニングに行けないときはストレッチポールに乗ってごろごろする。それだけで全然違います。テニスボールは竹踏み効果を狙って足裏でゴリゴリと」

 
直接肌に触れるものは
オーガニックコットンで

上・オーガニックコットンのランジェリーやワンマイルウエアが人気の「スキンアウェア」のパジャマを愛用中。「ディレクターとは長年の友人でもあります。本当に気がつくとみんな友だちのブランドが多いですね」

下・オーガニックコットンにこだわるブランド「ナナデェコール」と早坂さんがコラボしたランジェリー。「クラシックな水着みたいなデザインなので大人の女性からも好評です」と早坂さん。

PROFILE

早坂香須子さん
ビューティーディレクター、メイクアップアーティスト。元看護師という医学的知見からインナービューティ、オーガニックプロダクトコンサルタント、香りなど、多岐にわたり現代女性のライフスタイルをサポートする。

 
●情報は、FRaU2018年10月号発売時点のものです。
Photo:Yosuke Suzuki Text:Yoko Fujimoto

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