日本一危険な国宝・投入堂で山の神様に会いたい!高山都の山陰旅

海に山に川。山陰は豊かな自然が残る場所。街から少し足を延ばせば、大きく深呼吸したくなる風景が広がります。そんな緑いっぱいの土地を、モデルの高山都さんが女友達と二人でゆったりと旅してきました。今回は一日目に訪れた、高山さん念願の三徳山三佛寺投入堂の参拝登山と、その麓にある城下町の倉吉散策をお届けします!

【目次】
1. 山の神様に会いに。投入道へ参拝登山。
2. 古き良き城下町、倉吉さんぽ。

山の神様に会いに。
投入道へ参拝登山。

「日本一危険な国宝」へ!

 

投入堂参拝は本堂への参拝からスタート。

山陰の大自然を巡りましょうと高山都さんに旅のお誘いをしたとき、間髪入れずに返ってきたのは「絶対に投入堂に登りたい!」という言葉だった。投入堂は三徳山三佛寺の奥院。標高約900mの山中に建つ山岳寺院で、その参拝路の険しさから、「日本一危険な国宝」と呼ばれる。

プライベートではフルマラソンを完走した経験もある高山さんだが、登山は初心者。でも少し前に友人が投入堂に参拝し大感動したという話を聞いて、参拝を夢見ていたのだそう。
 

途中には鎖やロープを伝って歩く難所もあるけれど、高山さんはこの笑顔!

その後参拝登山事務所でわらじに履き替えて険しい道を登っていく。

体調を整えていざやってきた三徳山。旅のパートナー行方久子さんも気合は十分だ。が、参拝受付の案内所で二人はこの先の険しい道のりを実感する。なんと、二人の履いているスニーカーでは入山が許されないとのこと。投入堂では安全のために、こうして入り口で靴のチェックが行われているのだ。

「そんなに大変な道なのかな」みるみる表情が硬くなる。そんな二人に「90歳のおばあちゃんも参拝していますから」と副住職さん。山道でも滑りにくいわらじを買い、霊山に入るために必要な「六根清浄」と記された輪袈裟をかけてもらう。
 

旅の一番の目的でもあった、三徳山三佛寺の投入堂へ。途中にある文殊堂で、山の空気を身体いっぱいに吸いこむ。

とはいえ投入堂の道は易しくない。ときにはそそり立つ断崖を両手両足を使ってよじ登る場面もあって、後ろを歩く二人からは「キャー!」とか「これは無理!」なんて悲鳴も聞こえる。まさに修験道。それでも登りつづけること1時間。

途中のお堂、文殊堂に着くと表情は晴れやかに。なぜって、そこから見える風景は絶景中の絶景。どこまでも折り重なる山々はほんのり赤く染まって、山にせり出すようにあるお堂の縁に腰かけると、空に浮いているような気分になる。
   

無事投入堂に参拝し、また修行的な下り道を歩く二人からはもう悲鳴は聞こえて来なかった。

「入山前、副住職様に『六根清浄』の意味を聞いたんです。六根とは五感にもうひとつ、人間の意識や心を加えたもののことで、それらを研ぎ澄ますことが六根清浄。そんなことできるのかって不安だったんですけど、集中して山を登っていたら気持ちがすっと澄んでくる瞬間があって。すごく気持ちよかった!」

三徳山三佛寺投入堂(みとくさんさんぶつじなげいれどう)
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
☎0858-43-2666
営業時間:8:00~15:00
定休日:なし(悪天候、積雪時は入山不可)
料金:大人¥800、小中学生¥400(税込み)

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古き良き城下町、
倉吉さんぽ。

城下町の趣を残す白壁や赤瓦が残る倉吉の町。

登山前には考えられなかったほど清々しい表情。下山後は麓の倉吉に立ち寄って、城下町の面影を残す町を散歩することに。
 

ひとつずつ手焼きする「米澤たいやき店」の “天然たいやき” は必食!

二人は昔ながらの青果店を見つけて、旬の梨やぶどうもお買い上げ。

下山後のごはんはやっぱり美味しくて、老舗餅店の餅しゃぶとおやつのたいやきも完食。

「山を登るっていいですね。心と体がリセットされて、自然から元気をもらった感じ。絶対また登りたいなぁ!」

町屋 清水庵
鳥取県倉吉市堺町1-876
☎0858-22-4759
営業時間:11:00 ~14:00、17:30~21:00
定休日:火
 
米澤たいやき店
鳥取県倉吉市堺町2-929-1
☎0858-22-3565
営業時間:10:00~19:00
定休日:火

PROFILE

高山都 Miyako Takayama
1982年大阪府生まれ。雑誌モデルやラジオ番組パーソナリティなどで活躍。趣味の料理を生かして「クックパッドTV」の配信にも挑戦中。著書『高山都の美 食 姿』(双葉社)でありのままのライフスタイルを紹介し、同世代の女性から圧倒的支持を得ている。

行方久子 Hisako Namekata
1974年東京都生まれ。クリエイティブ&ブランディングディレクターとして活躍。アパレルブランドのディレクションや経営の経験を生かし、アパレル、フード、ビューティ、商業施設など多分野で手腕を発揮する。高山さんとは国内外を旅行する良き「旅友」。

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●情報は、FRaU2018年12月号発売時点のものです。
Traveler:Miyako Takayama , Hisako Namekata  Photo:Kasane Nogawa Text & Edit:Yuriko Kobayashi

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