地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
1914年のこの日、中央停車場(現・東京駅)が完成しました。
設計したのはイギリスで建築を学んだ工学・建築家の辰野金吾。東京駅本屋(駅舎の主棟)のスタイルは、ロンドンの赤レンガ建築に通じる、イギリス流のものですが、そこへつながる高架橋はドイツ人技師の協力で作られたため、ベルリンの都市鉄道を再現したものになっています。
イギリスとドイツの建築が合体し、さらに皇居へとつながる皇室専用口を中央に据える──という日本ならではの特徴も融合された東京駅は、世界でも類を見ない象徴性の高い建築物になっています。
日本初の鉄道が開業した東京には、明治以来、数多くの路線が建設されてきました。東京に残された「鉄道遺産」の歴史的写真・図版をカラーで豊富に掲載した保存版の1冊です。
当然、関西版もあります。『関西鉄道遺産』はこちら