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前澤友作はZOZOの「株価を復活」できるのか、もはや無理か…?

今週の「AI株価予報」で読む

世界最大の資産運用会社が「ZOZO買い」へ

年始からジワリと上げてきた日本株市場だが、ここへきて冴えない展開に突入している。

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背景にあるのは、世界経済をめぐる不透明感の拡大。中国で景気後退を示唆する統計発表が続いたうえ、日本でも内閣府が景気動向指数の下方修正を発表したことをきっかけに「景気後退局面入り」が報じられたことで、マーケットは一気に警戒モードへと突入している。

当然、東京株式市場では日経平均株価が大幅に続落。3月8日には一時2万1000円の節目を下回るほど強烈に売り込まれ、方向性の定まらない「不安相場」に市場関係者たちが頭を抱え出しているのだ。

そんな日本株市場にあって、ズバリ的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が導き出した「今週の注目銘柄」を紹介しよう。

まず、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』がピックアップした大本命銘柄はZOZO(3092)である。

 

ZOZOといえば、日本最大のファッションECサイト『ZOZOTOWN』の運営会社。

創業者でカリスマ経営者である前澤友作氏が率いて飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長してきたが、ここへきて最大の踊り場に直面している。

前澤氏の肝煎りで始めたプライべートブランドが想定外の販売不振になったかと思ったら、今度は新たに始めた会員制の割引サービスをめぐって出店社側から不信を買って「ZOZO離れ」が加速。今年度は上場来初の減益決算になるなど、経営に大逆風が吹いているのだ。

「ZOZOはもう終わった」――。一部からはそんな悲観論も聞こえてくるが、じつはいまマーケットではそれとは「逆」の動きが出始めていることをご存じだろうか。

というのも、一連の騒動でZOZOの株価は暴落相場と化していたところ、ここへきてその株価が「復活」しつつあるのだ。財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏が言う。

「ZOZOの株価は大手衣料メーカーのZOZO離などが報道されたことで、大きく下落。今年2月8日には1621円の安値まで暴落していましたが、じつはいまその株価が戻しつつあるんです」

確かにその株価推移を見ると、2月8日の安値をつけて以来、ZOZOの株価はジワリジワリと上昇。2月25日に2000円台の節目を回復すると、そこからは一度も2000円のボーダー割れをすることなく、直近では2200円台まで達する「回復相場」の様相を呈しているのである。

さらに、3月6日にはマーケットに驚きが走る「事件」が勃発した。

「世界最大の資産運用会社であるブラックロックがZOZOの株を大量に購入していることがわかったのです。ブラックロック・ジャパンが関東財務局に提出した報告書によれば、アメリカやイギリスなどにあるブラックロックグループの数社がZOZOの株を買い増している。すでにグループ全体で1700万株以上を保有していることが発覚したのです」(アナリスト)