「ごきげんに生きる」に必要なこと

そう思って見渡すと、ステキだなと思う人は、みごとに、楽しそうで、明るくって、ごきげんな人。あえて、強く意識してそうしてるのかな?と思う人もいる。その努力の姿にも、とても共感する。

なかでも私がトップレベルにごきげん度が高いと思うのが、インスタグラムで17万人越がフォローする、トップスタイリストであり、インフルエンサーでもある大草直子さん(まだ40代でお若いけど)。彼女の発信はいつも、破顔&笑顔で120%楽しそう。コメントも、どんなに大変でも、トラブルにあっても、楽しい!好き!と書いてある。

おそらく、新しいブランド情報や旬の着こなし以上に、彼女の“めっちゃ楽しそう!!”をみんなは愛しているのではなかろうか。

「ミモレ」のコンセプトディレクターを務める大草直子さん(写真左)が、お嬢さんの卒業式で。いつもはじけるような笑顔! 写真/「ミモレ連載『大草直子のSTYLISH & DESIGN』」より

そしてこの、楽しいと口に出して言う、美味しいと言う、ごきげんだぜと言う、のがとても大事だと思う。FBやインスタに書くのもいい。

子供のころから、祖母がよく『口にすると言い当てるから、悪いことは言うな!』と言っていた。全くその通り。逆も真なり。

晴天率が高く、晴れまくっていた4月最終週、たった1日だけ大雨だった日に結婚式をあげた私は、自他ともに認める雨女だった。ある日、『これから、自分で晴れ女と言おう!』と決めて、ことあるごとに『私、晴れ女だから!』と言っていたら、いまや見事な晴れ女。嵐も逃げる晴れっぷり。(ぜひおためしください♡)

いろいろ微妙な日も、きげんよく、『きょうも楽しい!』と言葉にしながら過ごしたモン勝ちですよ、これは。

かつての化粧品会社の広告風(*7)に言うなら、『きげんのいい50歳が増えたら、日本はステキな国になると思う!

これから、ごきげんでいるための意外に複雑な取捨選択と、徹底した養生っぷりをお伝えしつつ、みなさんと一緒に考えもしたい。

レッツごきげん。よろしくお願いいたします。

山脇りこの「お気楽・養生スープ」(1) 

『新ジャガイモとしょうがの味噌汁』(2人分)

*花冷えの頃、しょうがで温まり、新じゃがで旬を。
しょうが 2かけ(30g、たっぷり!がおいしい。)
新ジャガイモ 2個(小さめ、150gほど)
カイワレや青ネギなど 適宜、小口に切る。
味噌 小さじ4(好みで加減する。)
水 500cc

1. 新ジャガイモは皮をこそげるように洗って、縦半分に切って薄切りする。しょうがはすりおろす。鍋に入れ水を加えて、中火にかける。沸いたら中火のまま10分ほど煮る。
2. ジャガイモに火が入ったら味噌を溶き、小口に切ったネギも加えて、ふたたび沸いてきたら出来上がり。(沸騰させないほうが味噌の香りがよい。)

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*1 2020年に統計上、日本女性の半数が50歳以上になる:(『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司著/講談社現代新書)より。ちなみに、総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.7%。60歳以上の女性の割合は全体の30.6%(総務省「人口推計」平成29年10月1日)ぬあんと、すでに女性のおよそ3人にひとりが60歳以上なのねー。

*2 肝斑(かんぱん)は、主に、ほほ骨に沿って、あるいは目尻の横・下あたりに左右対称に蝶がはねを広げたようにできるシミ。原因ははっきりわかっていないが、紫外線ではなく女性ホルモンとの関連が指摘されている。発症は30代後半からというが、45歳から55歳の人に自覚症状が多い。60代に入ると自然に消えていくという。(早く!消えて。)

*3 更年期:閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」という。日本人の平均閉経年齢は約50歳。月経がない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経とする。(日本産婦人科学会)

*4 薬剤師・登録販売者による電話カウンセリング付きで漢方薬やサプリメントを通信販売している株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズが、2017年10月に、全国の36~55歳の女性1358名(うち400名に特に詳しく)を対象にインターネットで実施した更年期障害に関する調査。
更年期の女性についての社会的総合的実体的調査は、日本のみならず、世界的に非常に少ない。

*5 そもそも、生涯未婚率は50歳時の未婚の割合を示すもの。45〜49歳の未婚率と、50~54歳の未婚率の平均で出す。「国立社会保障・人口問題研究所」の「人口統計資料集2018」によると、2015年で、男性の場合は23.37%、女性の場合は14.06%。ちなみに、2000年は、男性は12.57%、女性は5.82%だった。女性の生涯未婚率が最も高いのは東京都で19.20%(同資料)。

*6 竹内まりやさんが50歳を迎えて、の楽曲。身につまされる歌詞。

*7 化粧品会社の広告『美しい50歳がふえると、日本は変わると思う』は、モデルや女優ではなく、50歳の大学教授やアーティスト、料理家を起用した資生堂アクティアハートの広告(1997年)。初めて50歳以上をターゲットにした化粧品キャンペーンとして、話題に。コピーは私も大ファンだった、今は亡き、岩崎俊一さんによるもの。