3月18日 ドイツの機械技術者ディーゼルが生まれる(1858年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1858年のこの日、ディーゼルエンジンの発明で知られる、機械技術者ルドルフ・ディーゼル(Rudolf Christian Karl Diesel[独]、1858-1913年)が、フランスのパリで生まれました。

ディーゼルの両親はドイツ人。普仏戦争による退去命令で、12歳でドイツへと移住しました。ディーゼルは、ミュンヘン工科大学で熱力学を学び、卒業後は、パリの製氷機工場で働きながら、効率的な内燃機関を研究しました。

【写真】ルドルフ・ディーゼル
  ルドルフ・ディーゼル photo by gettyimages

1893年には、『合理的な熱機関の論理および構造』と題する論文で、ディーゼルエンジンの原理を発表し、1897年に最初のディーゼルエンジンを製作しました。

このエンジンは、安価な石油や重油を燃料として、エネルギー効率もよかったため、たちまち世界中で利用されるようになりました。この発明で名声を得たディーゼルでしたが、1913年、会議出席のためイギリスへと渡る船中で行方不明となり、約10日後に洋上に浮かんでいる死体が発見されました。

ディーゼルにいったい何が起こったのかは、いまだに謎とされています。

【写真】試作したエンジン
  1987年に試作したエンジン photo by gettyimages