ゆり子さんが、エンタテインメントの世界に足を踏み入れてから、30年の月日が経とうとしている。これまで、映画やドラマや舞台のみならず、声優としても、さまざまな〝女の人生〞を生きてきた。

 
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こういう人生を私は選んできた

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2016年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では、40代半ばで独身の、美しきキャリア女性を演じた。新垣結衣さん演じるみくりが、家事代行サービスに行った男性・星野源さん演じる津崎と秘密の契約結婚するのをきっかけにして、2人と、それを取り巻く人々の〝結婚観〞〝恋愛観〞〝仕事観〞が浮き彫りになっていくストーリーだ。

「役名が〝百合ちゃん〞っていうんですが、彼女はみくりの伯母なんです。一生懸命に仕事をしていたら、いわゆる〝適齢期〞を逃してしまった女性で……あ、〝逃した〞って言い方はあまり好きじゃないので、〝結婚・出産という選択をしないまま人生を歩んできた女性〞と言っておきますね(笑)。私自身、40代半ばで独身なので、〝百合ちゃん〞とは名前以外にもいろいろ似ているところはあるし、疑問点も特にないし、私が独身だったから、この役のオファーもいただけたんだと思います。

結婚については私自身、ここまで独身できたことを後悔しているわけではなくて、ただ45を過ぎてから、〝こういう人生を私は選んできた〞ということに対する覚悟とか責任みたいなものは、強く感じるようになりました」