サンフランシスコ・ソノマ・バークレーへのハイエンドTRIP連載。サンフランシスコで感性を揺さぶりたいなら、ぜひ訪れたいスポットをご紹介します。
リニューアルしたばかりの
SF MOMA
SF MOMAの愛称で親しまれるサンフランシスコ近代美術館は、拡張工事による約3年間の閉館期間を経て、2016年5月に大幅リニューアルしたばかり。
アメリカ西海岸随一の近代美術コレクションを誇っています。20世紀のアメリカを代表する現代美術や写真を中心に、ヨーロッパの彫刻やメディアアートなど、感性に訴えてくる数多くの作品を鑑賞することができます。 大幅リニューアルしたエントランス。 約1万9000本の植物でできたグリーンウォール。 一筋縄ではいかない作品たちの前では、思わず足が止まってしまう。 アンディ・ウォーホルの作品も多数。写真は「Triple Elvis」(1963年)。 こんなところに警察官が? と思って近づいたら、なんとアート作品でした。フェイク・スキンですが、体温が感じられそうなほどリアルな質感。ああ、びっくりした!
館内では、ぜひ、SF MOMA(sfmoma.org/app)をダウンロードして。ユーザーが今どこにいるかを察知して、目の前のアート作品にまつわる音声ツアーガイダンスを行ってくれる優れもの。イマドキなアート鑑賞を叶えてくれます。
アメリカを代表する
サンフランシスコ交響楽団
ARTの次はMUSIC!
アメリカを代表するオーケストラとして世界の中で独特の存在感を放つサンフランシスコ交響楽団(SF Symphony)。国内においては、最も芸術的で冒険心に富んだ芸術集団として知られた存在です。
その本拠地は、サンフランシスコの市内に位置する「デービス・シンフォニーホール」。1980年に建てられた由緒あるホールです。
この日観客を沸かせたのは、ピアニスト、ユジャ・ワンさん。 ユジャ・ワン氏は、世界中の主要オーケストラと共演を繰り返し飛躍的な活躍をみせている、1987年生まれ。
指揮者兼、音楽監督を務めたマイケル・ティルソン・トーマス氏は、フランスの芸術文化勲章受賞のほか、2010年にはオバマ前大統領より全米芸術勲章を授与され、2016年には芸術振興への功績を讃えるアメリカ芸術文学アカデミーの受賞者に選ばれた人物です。 マイケル・ティルソン・トーマス氏。
大迫力の演奏の後には、スタンディングオベーションと惜しみない拍手の嵐、嵐、嵐! サンフランシスコに来たなら、伝統あるシンフォニーの奏でる音の芸術に、酔いしれてみて。 サンフランシスコ・ソノマ・バークレーへのハイエンドTRIP連載も今回でラスト! 取材班は、今回素敵な旅へといざなってくれたユナイテッド航空さんのフライトで帰路へとついたのでした。
●サンフランシスコ観光協会
http://www.sftravel.com/ja
●カリフォルニア観光局
http://www.visitcalifornia.jp(日本語)
●ユナイテッド航空
https://www.united.com
●SFMOMA
https://www.sfmoma.org/
●SF SYMPHONY
https://www.sfsymphony.org/
Text & Photo: Riyua Joe(mogShore)