大人になるにつれて、失われていく血色感。「でもあからさまなのはイヤだし、チークを入れないほうが洋服がこなれて見える気がする……」。そんな〝チーク迷子〞のあなたに捧げる、MICHIRU流テクニックの永久保存版。
教えてくれたのは……
MAKE-UP ARTIST
MICHIRUさん
パリやニューヨークで経験を重ね、雑誌や広告をはじめとする幅広いフィールドで活躍する。ナチュラルでヘルシーなものへの知識も深い。
仕込みのチークで手に入れる
大人を上げるリアルな血色感
ブラウス¥21000/ルスティック ショールーム(ルスティック)
肌がフレッシュに見える
「チークで最も大事なのは、いかに〝自然な血色に見せるか〞ということ。予めベースの段階で仕込んでおくことで、リアルな仕上がりを手に入れることができます。どんなメイクをする場合でも絶対にこのプロセスは欠かさないほど、一番重要なポイントです。」
ベースメイクと一体化する
溶け込み系クリームチーク
(左から順に)
A. THREE
エアリーでみずみずしいジェルが薄膜となって広がり、内側から色づいているようなじんわり感をアシストする。
エピックミニ ダッシュ 01 ¥3000/ THREE
B. BOBBI BROWN
柔らかなクリームがピタリと肌に密着し、さりげなく血色感を高めてくれる。リップとしても使用することが可能。
ポット ルージュ 24 ¥3800/ボビイ ブラウン
C. MiMC
「ピンクは普通~白肌の人に特にオススメ。チークを塗っている感のない、ベースとなじむ質感がこだわりです」。
ミネラルクリーミーチーク 01 ¥3300/ MiMC
D. MiMC
「CとDは、こんな色があったら……という理想をカタチにした2色なんです。なりたい印象で使い分けます」。
ミネラルクリーミーチーク 02 ¥3300/ MiMC
[ How to Make up…… ]
頰が高くなる位置に
丸くふんわりと指でなじませて
01.
黒目外と小鼻下をつなげた位置にON
リキッドファンデーションを塗った後、パウダーをかける前に仕込みのチークを。黒目の外側と小鼻の下のラインが交わる位置に、Cを丸く指でのせる。
02.
境目をなじませるようにポンポンぼかす
中央から周囲に向けて自然にグラデーションになるように、肌との境目を優しく指でなじませる。クルクルと円を描くようにするとムラになりにくい。
MICHIRU’s アドバイス
「服を決めてからメイクをしたほうが、メイクの幅が広がりますよ!」
Make-up:MICHIRU(3rd) Photo:TISCH(UN/model),SHINTARO(still) Hair:Koichi Nishimura(angle) Styling:Chisato Takagi Model:Cecil Kishimoto Illustration:Akane Ogura Text:Kazuko Moriyama