お弁当ってなんだかうれしい。外で食べると、よりいっそうおいしくなる。料理のプロにお弁当のレシピやアイデアを教えていただいた。
仲間とシェアしながら食べる楽しさ
8ablishのベジランチBOX
「無意識のうちに健康で幸せになれる場所」がコンセプトの8ablish(エイタブリッシュ)は、本格的な味わいのヴィーガン(純菜食主義)料理とワインをカジュアルに楽しめるレストラン。健康や美容にもいいとあって、パーティ会場などのケータリングでも人気を集めている。
今回、提案していただいたランチボックスも、彩り美しく、手軽に作れるうえ、動物性の食材を使わなくても大満足の食べごたえ。仲間たちからも歓声が上がるはず!
01.
冷めてもおいしい
野菜のグリル
マッシュルーム、一口大に切ったパプリカとズッキーニ、ゆでたとうもろこしを、オリーブオイルと塩、こしょう、みじん切りのにんにくで20分ほどマリネしておき、220度のオーブンで火が通るまで焼く。ハーブを添えると香りがよい。
02.
疲れを癒やしてくれる
フレッシュ&ドライフルーツ
糖分補給も大切なポイント。水分のあるフレッシュフルーツは、喉が渇いたときにうれしいご褒美。濃縮した甘みのドライフルーツや、栄養価の高いナッツも加えて。
03.
揚げもので満腹に
テンペのフライ
ひと口大に切ったテンペに、水で溶いた小麦粉_パン粉の順で衣をつけ、油で揚げる。テンペ2枚の間に、トマトソースとケチャップ、ウスターソースを混ぜたものを挟み、プチトマトと合わせて串に刺す。
04.
ポイントは「水分をコントロールさせる」こと!
クスクスのサラダ
トマトときゅうりは細かく切り、赤玉ねぎとパセリはみじん切りにし、とうもろこしは粒をはずす。クスクス、塩、こしょう、ターメリックを少し入れて混ぜたオリーブオイルを加えて混ぜ、器に入れ、ふたをして。持ち歩く間に野菜から出た水分でクスクスが戻る。食べる際にレモンを搾って。
<POINT!>
野菜の水分はクスクスに吸わせたり、焼いて飛ばしたりと工夫して水分のコントロールを。
8ablish
http://eightablish.com/
Photo:Takafumi Matsumura Styling:Mariko Nakazato Composition:Shiori Fujii