フラウトラベラーたちが、気の向くままに足向くままに。今回は山脇道子さんがロサンゼルスへ。
今回のフラウトラベラーは……
山脇道子さん
スタイリスト。シンプルながらもエッジを効かせたスタイリングでモデルやタレントからの支持も厚い。Instagram:@michikooo
いろんなことから解放され
自由になれる街、LA
街の至る所でいろんな花に出会えるLA。
初めてのロサンゼルスは高校3年生の夏のサマースクール。そこから、ほぼ毎年訪れていますが、ここは何度行っても飽きることなく私をワクワクさせてくれる。いつまでも憧れで手が届かなくて、その気持ちはなんだかまるで “初恋” みたい。頭でアレコレ考えるよりも、まずは素直に感じることが必要なんだなと気づかせてくれる場所なんです。 ビーチでは本を読んだり、のんびり過ごすのが好き。
ロサンゼルスの一番の魅力はなんといっても青く突き抜ける空、そして海。空港からホテルへ行く道中、青い空とパームツリーを車の中から眺めていると、それだけで飛行機の疲れもとれ、ワクワクした気分に。 足を延ばしてダウンタウンへ。歩いているだけで刺激されるのがLAの面白いところ。 サンタモニカの夜景。
サンセットやサンライズを見ながらビーチサイドを散歩したり、ぼーっと海を眺める時間はもちろん最高だけど、ここはそれだけじゃなく、シティもあって刺激をくれるのがいいところ。とにかく広くてエリアによって雰囲気がまったく違うので、たとえば、海沿いのベニスやサンタモニカと街を楽しめるダウンタウンやビバリーヒルズなど、海と街のエリア両方に行くのがおすすめです。 LAのなかでもお気に入りのホテルが、通称 “ピンクホテル” と呼ばれるビバリーヒルズにある「The Beverly Hills Hotel」。クラシックで趣のある館内に、訪れるたびにうっとり。
古い豪邸をリノベした「Palihouse Santa Monica」は、壁紙やインテリアが可愛くて、ずっと過ごしたくなる居心地のいい空間。窓からの景色もお気に入り。
お気に入りのホテル「Palihouse Santa Monica」。可愛いドレッサーにテンションがアガります♪
私はまず行きたいエリアを決め、拠点となるホテル選びからスタート。旅先でのホテルは、その期間中の自分の家になると思っているので、ちょっと奮発してでもお気に入りを選びたい。毎回ホテルを2〜3はしごして、いろいろなお部屋のインテリアを楽しみます。 「Mr.CHotel」では、お部屋でもプールサイドでも朝食が楽しめます。
そして旅先での一番の楽しみは朝ご飯! 早起きしてホテルのプール沿いで朝食を食べながら、今日は何をしようかな〜っとその日のキブンでプランを立てているのがじつは一番楽しい時間かも♪ 夕暮れ、ベニスビーチに集うアーティストやスケーターを眺めながら、まどろむのが至福の時間。
次に訪れたときは新しい何かが待っている。自然もあって、刺激的なロサンゼルスでの “自由になる旅” おすすめです♥
レストランの「Bestia」は予約のとれない人気店。ウニのパスタは必ずオーダー。
帰国後、またすぐにでも食べに行きたくなるイタリアンレストラン「Son of a Gun」のロブスターロール。
野菜が美味しいから、スムージーをよく飲みます。「kreation ORGANIC」はコールドプレスのショットが注射器型で、話題になったお店!
24時間営業している「CALIFORNIA DONUTS」。ここのドーナツはカラフルな見た目ほど甘くなく、すっごく美味しい!
滞在中、何度も通ってしまうフォーのお店「Pho 87」。食後はフォーチュンクッキーで運勢占い。
「Alimento」はどの料理も美味しいけれど、なかでもチーズがトッピングされたトルテリーニは絶品!
INFORMATION
¥1600/ダイヤモンド社
『GIRL'S GETAWAY TO LOS ANGELES』
人気スタイリスト山脇道子と旅のガイドブック『地球の歩き方』が異色のコラボ! おしゃれで使える、女の子のためのLAガイドブックが登場。山脇さんがナビゲートするLAは、新しくて刺激的でとってもおしゃれ♥ 次の旅はぜひこの本を片手にLAを訪れてみよう。
▼前回の記事はコチラ!
●情報は、FRaU2017年9月号発売時点のものです。
Photo:217..NINA , Michiko Yamawaki(LOVABLE) Composition:Nirai Ikeshiro