キレイ色と、春を待つ。きらきらと透けるように輝く日差し、ふわりと流れゆく暖かな風に思いを馳せながら。その瞬間が来たならば、大胆に大人の目元にひとさしのブルーミング・カラーを。そして花のごとく、可憐なわたしに。
影のように薄むらさきを纏う
Lavender Shadow
ポイント塗りで、脱コンサバ
ワンピース¥46000/デューン(ヘンリック・ヴィブスコフ)
ラベンダーとはいえ、ジャンルはむらさき。バブリーな雰囲気やセクシーさなど、やや苦手なイメージを持つ人も多いだろう。ポイントは、色選びと入れ方。白みを帯びたものを、幅広く入れずにポイントで。さりげなさと遊びごころを感じさせるくらいが、むしろ丁度いい。
HOW TO
1+2をまぶた中央に、4を黒目下にON。
1. ツヤと深みが加わる。インフィニトリー カラー EX01¥3200(1月26日発売)/セルヴォーク
2. ミルキーな発色。オンブル イプノ ミニ チャビー 04¥3600(限定発売中)/ランコム
3. 異なる質感のリキッドシャドウ。Wウォーターアイズ カラーインク 01¥3800/RMK Division
4. 繊細な輝き。エレガンス クルーズ アイカラー ウィンド LV01¥1800(3月18日発売)/エレガンス コスメティックス
花粉のごとく彩る
Yellow Lush
パウダリーで煙るまつげに
ワンピース/スタイリスト私物
カラーまつげにするのなら、いっそ大胆に。イエローならば、肌とのコントラストも強くないためトライしやすい。透明のマスカラをグルー代わりに、削ったアイシャドウをポンポンとのせるだけ。下まぶたにはらはらと落ちた粉もまた、色のレフ板となってくれる。
HOW TO
透明マスカラを塗り、削って粉にした1をブラシでまつげに置くようにのせる。2でまつげのキワを引き締めて完成。
1. シアーな色づき。ルナソル マカロンニュアンスアイズ EX07 ¥2500(限定発売中)/カネボウ化粧品
2. マットで落ちにくい。ドローイング ペンシル M イエロー31 ¥2400(2月1日限定発売)/シュウ ウエムラ
3. 微細なパール入り。エレガンス クルーズ アイカラー プレイフルVI03 ¥1800(3月18日発売)/エレガンス コスメティックス
眉から滲ませる桜色の気配
Pink Eyebrow
表面塗りで軽やかさをキープ
コート¥110000/ワイズプレスルーム(ワイズ)
眉マスカラを使うとき、眉の毛流れに逆らうように裏面を塗ってから、表面をカバーするのが定番だ。でも、大人の場合はわざとらしさは厳禁。あえて毛流れを整えるように、表面だけに塗布しよう。そして眉頭にピンクシャドウをプラスすれば、より立体的な仕上がりに。
HOW TO
2で毛流れに沿って表面にだけ塗り、1を眉頭に軽くのせてメリハリを。
1. ヴィセ アヴァン シングルアイカラー 032¥800(編集部調べ、2月16日発売)/コーセー
2. ディオールショウ ボールド ブロウ 005¥3200(限定発売中)/パルファン・クリスチャン・ディオール
3. オンブルプルミエール プードゥル 52¥3900(2月16日発売)/シャネル
4. ファッションブロウ カラードラマ マスカラ コーラル¥1000(1月22日発売)/メイベリン ニューヨーク
●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。
Photo:Yuuki Kumagai(model), Makoto Muto(still) Hair&Make-up:Hiroko Ishikawa Styling:Nobuko Ito Model:Nico Ando Composition:Kazuko Moriyama