初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、鹿児島県の奄美大島を案内していただいたのは、セレクトショップ「PARADISE STORE」で働く有村美由紀さん&日高千尋さん。

美しい海と山。手つかずの自然が残る奄美大島では、そこで暮らす人たちも穏やかな顔をしています。毎日変わる天気にも身を委ねるように暮らす地元住民のお二人に奄美大島のおすすめスポットを教えてもらいました。

三味線、太鼓、男女の掛け合い。
奄美に来たら、踊らにゃそん!

いっちゃりょん会

奄美大島の伝統芸能『八月踊り』と『六調』が大好きなメンバーで2013年に結成。若手を中心に約30名が在籍。「若者の私たちが踊って、いっちゃりょんかい(いいのでしょうか)?」という、シマ(集落)の先輩方に対する謙虚な思いから名づけられた。
 

「自分たちが生きている間は守り続けたい」と代表の橋口勝さん。初心者でも気軽に参加できる。

いっちゃりょん会
☎080-1713-5763
※いっちゃりょん会の踊りが見たい方は要問い合わせ。

日本が世界に誇る手仕事
「大島紬」に触れる場所

大島紬村

奄美大島の伝統工芸として約1300年の歴史を持つ絹織物。その製造工程は、驚くほどに緻密。シルク100%の糸に「泥染め」と呼ばれる天然の染色方法で色付けをして織り上げるが、紡ぐ前の糸作りだけでも約10ヵ月。
 

大島紬村では、職人の手で一本一本、大切に紡がれていく工程が見学できるだけでなく、泥染めや織物体験も可能。奄美の思い出作りにもおすすめだ。
 

大島紬村のお土産コーナーには、普段使いにも取り入れやすい大島紬のグッズがたくさん。ここで見つけた印鑑ケースには、さまざまな柄や色がある。伝統的な技術を駆使し、長い年月と手間暇をかけてつくられる大島紬を、小物で身につけてみるのもおすすめ。

大島紬村
鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945
☎0997-62-3100
営業時間:9:00~17:00 
定休日:なし
※悪天候の場合、臨時休業あり。
http://www.tumugi.co.jp

奄美について勉強したいなら
迷わずここへ!

あまみ庵

奄美大島の郷土誌専門店。店内に入ると、すぐ左手には奄美の入門書コーナー。右手には島料理のレシピ本や島唄、方言の専門書、ユタなどの宗教関連書、正面には奄美の自然や文化、文学書などが所狭しとずらり。
 

奄美を愛した小説家・島尾敏雄の作品数もおそらく世界一。古本と新刊が雑多に並べてある様子は、本好きには間違いなくたまらない空間だ。
 

あまみ庵
鹿児島県奄美市名瀬港町10-1安商事ビル2F
☎0997-54-1611
営業時間:10:00~20:00 
定休日:不定

PROFILE

有村美由紀 Miyuki Arimura
車の運転が好き。中型バイク免許も保持。寝ることも大好きだけれど、朝焼けが見たくて早起きする日々。

日高千尋 Chihiro Hidaka
いっちゃりょん会に所属。踊りが大好きでチヂンの音がするとうずうず。食う、寝る、遊ぶがモットー!


※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
●情報は、2019年1月現在のものです。
Photo:Aiko Shibata、Toru Oshima(お土産) Text:Lisa Nagamine