# 医療

がんを克服した医師がみずから実践している「素朴な食事術」を明かす

簡単にできる、ポイントは空腹時間
青木 厚 プロフィール

空腹時間を作る食事法で、舌がんを克服!

私自身、オートファジーが誘導される食事法を実践していますが、その結果まったく風邪を引かなくなりました。

たくさんのインフルエンザ患者さんにもマスクをせず対面で診療していますが、一度としてインフルエンザに罹ったことがありません。

 

舌がんについても、9年にわたって再発の兆候もなく、完治したといえます。それどころかオートファジーの効果で実年齢よりかなり若く見られるようになり、髪の毛もフサフサになりました。

舌がんを患った当時の体脂肪率は17%でしたが、現在は6.6%まで落ちました。私は自らの肉体を根拠に、がんの再発を防ぐには「16時間の空腹時間を作る」食事法が有効であることを断言します。

またこの食事法は、肥満や糖尿病、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、関節リウマチ、うつ病や統合失調症などの疾患にも著明な効力を発揮することが様々な研究でわかっています。まさに、「空腹」こそが、最強のクスリなのです。

そもそも現代人は食べすぎです。食べすぎだから病気になるのです。人類の歴史をひも解くと、縄文時代は飢餓の時代でもあり、縄文人が数日間の「絶食」をすることは、日常茶飯事でした。

そのおかげで、縄文時代には病気などほとんどなかったと言われています。その後も江戸時代までは1日2食が普通でした。飽食の時代になったのは昭和40年以降で、がんや糖尿病、高血圧などの生活習慣病が急激に増加してきた時期と重なります。

だから私は声を大にしていいたい。「空腹」によって、多くの病気や不調は予防や改善をすることができる、と。

これから堀ちえみさんは、過酷な闘病生活がはじまるかと思います。ぜひ「空腹」の力を利用した食事法を実践されて、舌がんを克服していただきたいと願っています。