先日、次男の3歳の誕生日プレゼントを買いに近所のおもちゃ屋さんを家族で訪れた際、次男と同じくらいの小さな女の子が「これがほし~の!」と、おもちゃの前で駄々をこねていました。

お母さんらしき女性が「買わないよ~。ほら、帰るよ。ママ先に帰ってドーナツ全部食べちゃうよ。」と優しい口調で帰宅を促しています。スーパーのお菓子売り場を中心に、街でよく見かける光景です。

「遺伝」

どこの家も同じだな~と思いつつ、うちの次男はと言うと……大好きなスポーツカーが大挙して並ぶ棚に大興奮で、「あれ取って!」「黄色いの見せて! 違う、こっちの!」「これ鳴るの??」と、時間をかけじっくりと吟味しています。

好きな物を1つしか買わないよ、と、私に釘を刺されているせいか、滅多にないこの最高の機会を絶対に後悔で終わらせないのだ!という、次男の強い意志を感じました(笑)。

やっとのことで、リモコンで動く赤いコルベットを選び息子とレジに並んでいると、お店の外から大絶叫が聞こえてきました。見るとさっきの女の子が大泣きで「帰らないの~~~!! 来ないで~~~!!」と、もはや自分でもなんで泣いているのかよく分かっていない “あの” 状況になっていたのです。

 
この “ゾーン” に子供が入ると本当に大変!! 通りすがりの年配の女性が、女の子に話しかけますが、聞く耳をもつわけもなく火に油……。

街行く人が振り返るほどの大声で大注目を浴びる中、お母さんが無表情で声も発さず、暴れる女の子を強引に羽交い絞めにし、女の子のパンチとキックに耐えながらどうにか抱えて去っていきました。

その様子は、いつかテレビでみた、捕獲したてのピッチピチ動く大きな鮭を両手で抱えているみたい。

 
こんな親子に遭遇したら、みなさんはどう感じますか?

子供って大変だな~! なんであんな聞き分けがないの? お母さんは無表情だし。あんな風になる前に、どうにかできなかったのかしら?

もしかしてあの子はお母さんの愛情が足りていないんじゃないの?? これは虐待なんじゃない?? と、思う人も中にはいるかもしれません。

 
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PRIVATE PHOTOS

息子がずっと探していたもの!! もったいないので夜しか使わないそうです(笑)。

PROFILE

中村仁美 Hitomi Nakamura
1979年6月8日生まれ。2002年にお茶の水女子大学生活科学部を卒業し、フジテレビ入社。2011年人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと結婚。2児の子育てをしている。’17年7月、15年間勤務したフジテレビを退社。現在はフリーアナウンサーとして活動中。

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