見落としがち&掃除の仕方がわからない“汚スポット”をキレイにする掃除術

「こんな所に汚れが……」といった見落としがちな汚れスポットや、「ここはどうやって掃除するの?」と正解がわからない場所は家の中に意外とたくさんあるもの。そこで、Instagramで人気のお掃除上手さんに汚れのケア方法を教えてもらいました。新年をキレイな部屋で迎えるために、年末の大掃除前にぜひチェックして。

教えていただいたのは
クリンネスト1級、ハウスクリーニングアドバイザー、クリーニングインストラクターの資格を持つ@___mariagramさん。豊富な知識を活かした掃除テクニックが好評で、現在Instagramのフォロワー数は7.9万人以上。

スポット1 オーブンレンジ 

重曹水を作って 
レンジでチンするだけ!
所要時間:約30分(加熱、放置時間を含む)

【1】レンジ対応の耐熱ボウルに水200mlと重曹大さじ2を入れて軽くかき混ぜます。

【2】【1】で作った重曹水をレンジの中に入れて5分間温め、温め終わったら扉を閉めたまま15分放置します。

【3】15分経ったら、レンジ内の汚れをふきんで拭き取ります。

【4】重曹は水に溶けにくい性質があるので、レンジ内が白っぽくなることも。その場合は、クエン酸水で拭き取ると中和されて拭き残りがなくなります。仕上げに「ドーバー パストリーゼ77 スプレー」を吹きかけ、拭き取ります。

【POINT】 重曹は焦げ汚れにも強いので、重曹を含んだ水蒸気で焦げを浮かせてスルンと落とします。ただ、あまり多く入れると重曹入りの水蒸気が白く残ってしまうので、多く入れればいいというわけではありません。レンジでチンした重曹水は熱いので気をつけてください。

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スポット2 洗濯機の柔軟剤投入口

掃除しにくい裏側部分の
カビ取りはオキシ液でパック
所要時間:約2時間15分(放置時間を含む)

【1】下から見上げないと気づかなかったココの汚れ。せっかく綺麗に洗濯しても、最後の仕上げで柔軟剤が出てくる場所がカビだらけだったら……想像するだけでも嫌ですよね(笑)。

【2】40~60度のお湯でオキシ液を濃いめに作り、ウエスにオキシ液の泡をたくさんつけ、汚れた部分に塗布。その後、ウエスをオキシ液に浸して軽く絞り、汚れた部分にぴったり貼り付けるようにします。この状態で2時間パックしますが、途中でオキシ液を足しながら乾かないようにしてください。

【3】2時間経ったら、ふきんで水拭きします。その後、「ドーバー パストリーゼ77 スプレー」を吹きかけて、拭き取ります。

【POINT】洗濯機のメーカーや機種によって、形状はさまざまかと思いますが、この形状の洗濯機の場合、裏側までは見えにくいので、ぜひ掃除してみてください。古くなった歯ブラシ等で細かいところまで洗うのが理想ですが、手軽なオキシパックでもキレイになりますよ。

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スポット3 マットレス

ダニの習性を利用して
掃除するのがポイント!
所要時間:約2時間30分(部屋を暗くしておく時間を含む) 

【1】ダニは夜行性のため、暗くして静かにしていると夜と勘違いしてエサを探しにゴソゴソと動き出してベッドの表面に上がってきます。掃除前に1〜2時間、部屋を暗くしておき、掃除機で一気に吸い取ります。

【2】掃除機をかけたらマットレスを立てて、しばらく風を当てて湿気を飛ばします。その後、粘着クリーナーでマットレス全体をコロコロします。

【3】粘着クローナ-で取りきれなかったゴミやほこりを掃除機で吸い取ります。ベッドフレームや床などにも掃除機をかければ掃除完了。マットレスを戻すときは、上下(頭部分と足部分)を逆にするのが◎。マットレスを長持ちさせるコツのひとつだそうです。

【POINT】ダニは明るくてガチャガチャ音がしている部屋ではマットレスの奥の方に身を潜めてしまいます。その状態で掃除機をかけたり、ダニ退治をしようとしても取れないため、暗くして静かな環境にしておくことをオススメします。

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NEXT≫「洗濯機のホース、バルコニーの溝etc.見落としがちな汚スポットの掃除テク」

スポット4 洗濯機のホース

意外と簡単にできる!
ホース内をオキシ漬け 
所要時間:約3時間30分程度(放置時間を含む)

【1】まず洗濯機を動かして洗濯機下やまわりの床に掃除機をかけておきます。排水トラップ用のロックナットを反時計回りに回してはずし、ゴムエルボを抜き取り、椀、外縁をはずします。

【2】オキシ液を作り、抜き取り椀と外縁は漬けおきします。

【3】ホースは口が上向きになるようにして、洗濯機本体にガムテームで貼り付けて固定します。

【4】ホース内に入れるオキシ液を作ります。オキシクリーンを容器に入れ、約50度のお湯をシャワーで勢いよく入れて溶かします。(@___mariagramさんは海外製のオキシクリーンを使用していますが国産のものでもOK)

【5】ホースの口からオキシ液を溢れないようにゆっくり入れていきます。入れる量は8分目が目安。ギリギリまで入れてしまうと、放置中にホース内でポコポコと空気が出たり、圧がかかったりして水位が上がってくることがあります。 

【POINT】洗濯時に出たホコリ、繊維類のゴミや髪の毛等が少しずつ溜まっていくホースは、洗濯機の故障にも繋がるので定期的な掃除が大切です。

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スポット5 バルコニーの排水口

業務用の洗剤を一気に
流し込んで詰まりをオフ 
所要時間:約5時間15分(放置時間を含む)

【1】バルコニーの排水口に「パイプ洗浄剤 ピーピースルーF」をボトルの1/4の量(約150g)を振りかけます。

【2】洗浄剤を奥に流し込むように、約50度のお湯を600mlくらいかけます。水だと排水口の中で溶けきれずに固まってしまう場合があるので必ずお湯をかけてください。注ぎ口の細いポットやケトルを使用すると流しこみしやすいですよ。  

【3】5時間放置したら、バケツ一杯のお水を一気に流し込みます。これで完了!

【POINT】バルコニーの排水口は、葉っぱやゴミが知らないうちに溜まってしまって詰まりを起こしてしまいます。頻繁に掃除する場所でもないので、気付いたらかなり詰まっていることも……そんなときは業務用の洗剤で一気に詰まりを取るのがラクですよ。

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スポット6 バルコニー床のコーキング

乾きにくく浸透しやすい
ハイターパックで黒カビ解消
所要時間:約3時間(放置時間を含む) 

【1】「キッチンハイター」と水を同じ分量混ぜ、細かく切ったウエスを浸します。

【2】浸したウエスは、絞らずに汚れたコーキング部分に貼り付け、2時間放置します。 

【3】2時間経ったらウエスをはずし、水でしっかり洗い流します。

【POINT】バルコニーのコーキング部分は雨風にさらされていて、場所によっては陽が当たらずカビが生えやすい場所。カビキラーをしても屋外だと乾きやすく、効果があまり発揮できないため、ハイターパックがおすすめです。バルコニーの材質によっては、キッチンハイター等の塩素系漂白剤を使うと、変色や劣化の原因になることもあるので、掃除前にバルコニーの材質を確認してください。

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実は掃除が苦手だという@___mariagramさんのモットーは、無理をしないこと。掃除は「続けていくこと」が大事なので、気分が乗らないときは掃除をしない日もあるそう。今回、6スポットご紹介しましたが、年末に向けてご自身ができそうなところからコツコツと取りかかってみてはいかがでしょうか。

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